【司会】恵俊彰,【出演】高橋英樹,村井美樹,山本博,城郭考古学者千田嘉博
金沢市のボランティアガイドが、「金沢城」、「兼六園」、「成巽閣」、「ひがし茶屋街」、「にし茶屋街」、「主計(かずえ)茶屋街」、「武家屋敷街」を案内した。
コメンテーターも千田嘉博氏も指摘しなかった、金沢市と金沢城の「三つの特徴」について、もっと、もっと広報をするように金沢市観光政策課へ電話をした。
①「ひがし茶屋街」、「にし茶屋街」、「主計茶屋街」、「武家屋敷街」の他、「涌井温泉街」、金沢の明治三文豪である「泉鏡花記念館」、「室生犀星記念館」、「徳田秋声記念館」、「百万石通り」などは、「電柱の地中化」の街となっている。「主計茶屋街」では、細い裏路地も、各家の軒先から軒先へと配線する程の気配りだった。
②金沢城石川門を放映していたが、表から見ると海鼠壁であるが、裏側には「隠し狭間(鉄砲狭間)」があり瓦で隠されている。敵の襲来があった時は、瓦を割ることになる。前田家のお殿様はそれ程に美意識が高かった。
③金沢城の城壁や玉泉院短冊石は、「戸室石」や「黒石」を使用しているので、築城400年の歳月で様々な色模様となっている。因みに、江戸城の石垣は安山岩である伊豆石なので、黒色の濃淡になっている。
管理人は、在沢中に金沢城石垣の魅力に取りつかれてスケッチをした。(不透明水彩画)
大手門鏡石1(金沢城管理事務所の話によると、石垣の白い斑点は、火災によって溶けた屋根瓦の鉛だそうです。)
大手門鏡石2
玉泉院短冊石
(了)