爆発騒ぎの靖国神社でガイド

昨日は「東京の戦争遺跡を歩く会」の靖国神社・遊就館・しょうけい館ツアーでガイドをしました。
九段下りそな銀行前で集合し「しょうけい館」を見学してから、九段下交差点に出てみたら上空にはヘリコプターが何台も飛び、サイレンを鳴らした機動隊、消防車が九段坂を上っていきました。スマホを持っている方がニュースを見て「靖国神社で爆弾が破裂した」と教えてくれました。
田安門交差点から、「社号標」「大鳥居」「大村益次郎像」と参道を説明しながら外苑休憩所（茶店）で小休止をしました。そこで南門トイレ内で爆発が起きたことが分かりました。
そのまま、「神門」と新嘗祭なので紫色の幕が張られた「齋館」を説明をしてから「鎮霊社」に向かおうとしましたが警戒線がはられ通行止めになっていました。

「齋館」の建物と南門の間に和式の個室一つと小便トイレが二つの小さなトイレがあります。南門を入った西側に「喫煙所」とベンチがありますので普段は近所のサラリーマンが利用している場所です。「鎮霊社」は昨年放火があったので、南門付近は本来警備が厳しいはずです。
個室トイレの天井にパイプが四本、和式トイレにあった爆発物が爆発したと、今朝のテレビが報道していましたが、天井に工作したのは別の日ではないか、防犯カメラに写っていた男は和式トイレに爆発物を置いて立ち去ったと考えられます。

「鎮霊社」見学は諦めてから「拝殿」「参集殿」「到着殿」「招魂齋庭」を案内してから昼食休憩をしました。
遊就館内の海軍特攻兵器「回天」の前で搭乗員だった田中直俊さん（90歳）が特攻出撃直前の心境を語ってくれましたので参加者は大変喜んでいました。
予科練時代の田中さん

茶店では安倍総理と麻生副総理の新規バージョン土産が並んでいました。




帰路、富士国際旅行社の太田社長と次回の「東京の戦争遺跡を歩く会」ツアーを相談しました。
管理人からは下記の提案をしました。
「東京の戦争遺跡を歩く会」

はとバスとはひと味違うマニアックな東京歴史探訪ツアー
「大日本帝国中央停車場と江戸城跡」
集合：東京駅地下一階「銀の鈴広場」
浜口雄幸、原敬首相遭難現場。復原した東京駅。東京ステーションホテル→丸の内オアゾ「ピカソゲルニカ複製画」→行幸通り→昼食休憩→将門塚（平将門の首塚）→大手門→皇居東御苑（大村益次郎が指揮した富士見櫓、半ドンの語源となった午砲台跡、江戸城本丸と大奥跡、松の廊下跡、天守閣跡の天守台、北桔橋門、浅野内匠頭と絵島が出された不浄門と平川橋
解散：東京メトロ竹橋駅