共産党元地方議員の最長老、新宿区議渡辺保之さんが逝去

　昨日、新宿区議会事務局から回章がFAXされてきました。
　新宿区議会議員待遇者　渡辺保之様（九十二歳）におかれましては、平成二十七年四月二十日御逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表し、お知らせいたします。
　新宿区議会議長　おぐら利彦
　新宿区議会議員待遇者会会長　秋田ひろし

　日本共産党元地方議員の最長老のおひとりである渡辺保之様のご冥福を心からお祈りいたします。
　
　管理人は4月23日に日本共産党自治体局に下記のメールを、昨日には共産党大阪府議団と大阪市議団宛にも送信しました。
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日本共産党中央委員会自治体局御中
『大阪市を廃止し、特別区を設置する「大阪都構想」に反対する自民党大阪府連は２３日、住民投票（５月１７日実施）で反対票を掘り起こすため、大阪市の歴史や伝統をアピールしようと４月２７日の告示日に大阪城公園周辺で演説することを決めた。
５月１０日以降、反対を呼び掛けるテレビＣＭを放映するほか、東京の都区制度の課題を訴えてもらうために都議や特別区長に応援を呼び掛ける予定。』
大阪自民党の情報がネットにありましたが、共産党も是非東京都区制度について都議ではなく、都心区の区議に都区財政調整の問題点を演説させてください。
現在は老人ホームに入っていますが新宿の渡辺保之区議は長年都区制度を闘ってきました。
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　「現在は老人ホームに入っていますが新宿の渡辺保之区議は長年都区制度を闘ってきました。」と書いたように渡辺さんは東京２３特別区の自治権拡充、とりわけ各区の固定資産税が都税となっている財源問題を果敢に追究されてきました。全都の自民党を含め各党各会派からも、各区の区長からも一目を置かれた実践的自治問題研究者でした。
　今回の新宿区議選では新人が惜敗しましたが、現有議席８議席は守りました。“世界一の繁華街”歌舞伎町と“創価学会の城下町”信濃町がある都心区で定数３８人中８人の議席占有率を誇る新宿区議団をつくってきたのは、小西六写真工業（現コニカミノルタ）労組書記長をレットパージされた後に、新宿区議会議員となって日本共産党新宿地区委員会を指導してきた渡辺さんの功績であることは誰もが認めるものです。
　管理人は、渡辺さんから議会質問から選挙戦の闘い方まで厳しく指導されたことを、懐かしく思い出しています。
　〔合掌〕