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パソコン大好き爺さんの日誌。mail:akebonobashi@jcom.home.ne.jp

自作一脚イーゼルが完成

2013年12月04日 | 絵画・音楽・文学・映画・演劇・テレビ

金沢市せせらぎ通りのオヨヨ書林で購入した古本がある。値段は100円だったが他の古書店では1,000円で売っていたので掘り出し物であった。昭和11年発行のアトリエ美術大講座「材料及用法」2“水彩書科”である。洋画家眞野紀太郎氏が担当した「材料用具の知識」に「ロンドンのニュートン會社製のもので、書架不用の便利な道具」として紹介されている。そこでこれを参考にして「自作一脚イーゼル」の制作に取りかかった。

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カメラ用の一脚(SLIK LIGHTY POD100)のネジにインチナットをはめ込み、それをベニヤ板に強力接着剤で着けたが、ナットは、「てこの原理」でネジ側の力が強くて直ぐに外れてしまった。

先日東急ハンズ新宿店でインチナットとアルミ板を購入し、インチナット1個の周りに6個のインチナットをアルミ板に強力接着剤で着けた。近所のスーパーで購入した台所シンク下の重ね棚の足を一本取ったものに、アルミ板を結束バンドと強力接着剤で着けてみた。やはり直ぐに7個のナット全てが剥がれてしまった。

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そこで取付金具にシューのネジが入る穴を中心に開け、強力接着剤と結束バンドでシューと金具を取り付けた。蝶ナットを外さないでも、一脚を曲げて折りたたみ、そのまま画材鞄に収納が出来るようになった。

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ニュートン社のは一脚タイプは銅鉄製馬形を両膝の上に乗せるようになっているが、100円ショップで購入したタオル掛けの水平部分を切断し、強力接着剤で着けてみた。

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今回は上手い出来栄えである。我ながら「工作爺さん」の腕はたいしたものだと自分を褒めている。

「講師眞野氏の作品と解説文」

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