東京都新宿区信濃町1番地
創価学会名誉会長 池田大作殿
2013年12月2日
新宿区議会議員待遇者 長谷川順一
拝啓
師走の候益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
突然のお手紙をお許しください。私は元日本共産党新宿区議会議員ですが、現職の頃は規制が緩和された信濃町の用途地域問題や貴殿自宅に通じる公道の閉鎖問題などを取り組みました。また、新宿区議会公明党故加藤清久議員とは親しくお付き合いをさせて頂ききました。
『国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案に反対し、国会周辺で行われている市民のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます』と自民党の石破茂幹事長は29日付の自身のブログで批判しましたが、この自民党と連立政権を組んでいる公明党にも厳しい批判の世論があります。
そこで、希代の悪法「特定秘密保護法案」を廃案にする「鶴の一声」を聖教新聞に出して頂きたいとお願いする次第です。
嘗て、毎日新聞紙上で貴殿と日本共産党宮本顕治氏との対談があり「私は、衆院選東京一区に立候補した宮本氏が市ヶ谷で街頭演説を聞いたことがあった」との記事は記憶に新しい出来事です。何故ならば貴殿が勤務していた大蔵商事があった「市ヶ谷ビル」には演劇雑誌の「テアトロ社」もあり、私が日刊新聞「赤旗」の配達をしていたからです。
私は、杉並区堀ノ内東京立正中学校男子部(男子部は廃部)に二年間通学しました。毎朝朝礼の時には「立正安国論」を全校生徒が大声で読みました。夏の臨海学校は千葉県小湊で、誕生寺にも参拝しました。
貴殿が論ずる「立正安国論」から現在の政治情勢を諦観したとき、北条執権に勝るとも劣らない程の阿倍政権であります。貴殿の「鶴の一声」があれば、創価学会員である国会議員・地方議員も学者・教授も芸能人・タレントも、特定秘密保護法案反対の態度を鮮明にすると思考されますので至急ご検討くださるよう重ねてお願いいたします。
敬具
【参考】長谷川オフィスニュース「自分史・区役所通り」から「目に余る創価学会の横暴を追及」
日本共産党有働正治参議院議員と創価学会を調査する管理人。左側は四谷地域担当の雨宮武彦新宿区議。右側建物が池田大作名誉会長自宅。
東京立正中学校男子部二年クラス生徒(堀之内妙法寺境内)担任の駒野先生はお坊さんです。(以下●シールが管理人)
男子部女子部演劇部合同で創作劇(一年生の時)。女子部演劇部は毎年「日蓮劇」を上演します。
小湊「おせんころがし」で記念写真