9月7日の東京新聞に『昭和遠近 短歌にみる時代相 島田修三「紙芝居 ただ見許さぬ小父さん」』が掲載されていました。
◇水飴と 梅ジャム煎餅 手に持てば 「黄金バット」は 正義の味方
◇叱られて 小遣い無き日の 兄と吾離れて 遠き紙芝居 聴く
の短歌があり、作者は「お菓子を買わない子は見るなと、小父さんが断言したかどうか定かでないが、私はそう理解して紙芝居から遠ざかった。」と書かれています。
管理人は、子どもの頃に住んでいた杉並区井荻一丁目の近くにある井草八幡宮の境内で紙芝居を良く見ていました。とりわけ「黄金バット」に、胸高鳴らして見ていてた記憶が残っています。
孫にも紙芝居を見せてやりたいと「爺の紙芝居」の舞台を制作しました。「黄金バット」のクライマックスに、小父さんが叩いた太鼓と同じように太鼓まで買いました。
しかし、コロナ過なので孫達が来る機会が無くなってしまいました。残念!
「日本の古本屋」より
舞台の緞帳が開閉します。
(了)