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杉並区の特養ホーム建設で南伊豆町が基本合意

2014年12月12日 | 健康・福祉・児童
 「杉並区の特養ホーム建設で南伊豆町と静岡県が基本合意した」とのニュースがありました。

 過日、熱海温泉で療養してきましたが、タクシーの運転手さんが「熱海市では旅館や企業の保養所が廃止になっているが、都会の老人ホームを誘致したら良いのに」と言っていました。
 管理人と同じ時期の1971年から99年まで7期、熱海市議会議員を務めた山下正男さん(現在日本友好協会熱海支部長)も「熱海市は温泉があり、東京からの新幹線ひかり号が停車するので交通の便が良い場所なので、高齢者施設や医療機関、看護師や介護士専門学校を誘致をしたらと、市議会で市長に質問をしたことがある」と話されていました。
 杉並区が南伊豆町に建設する場合のネックに、後期高齢者医療費の地元負担がありました。ニュースでは政府の法改正があると報じられていましたので基本合意がなされたと思っています。しかし、南伊豆町へは交通時間と交通費の問題がのこります。
 杉並区日本共産党山田耕平議員の「週刊山田耕平ニュース154号・南伊豆町視察報告」は大変参考になります。
 山田議員は、南伊豆町では家族からの「姥捨て山」になるのではと危惧を表明しています。
 管理人の母が新宿区神楽坂の特養に入居していましたが、職員の話では家族のお見舞いの回数は大変少ないそうです。
 杉並区役所があるJR阿佐ヶ谷駅から、伊豆急下田駅までの運賃だけでも片道3883円ですので、新幹線、踊り子号の特別運賃をプラスしたら、特養に親を入居させなければならないような低所得の杉並区民は、滅多にお見舞いも出来ないと考えられます。終末の「看取り」をするような、いざという時はどうするのでしょうか。杉並区長は議会や区民の意見を聴きながら「基本合意」をしたのか些か疑問も沸いてきます。
 来年春に荻窪中学校のクラス会が「こけし屋」でありますのから、クラスメートに意見を聞いてきたいと思っています。

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