◆月◆
◆野球のペナントレースで、セ・リーグはジャイアンツが1位から転落し現在、2位と1位の間をフラフラしている。長い間、横目で野球を見続けていると(まともに見ると、時間と労力が大変なのだ)、ああ、今、ジャイアンツはそういう時期なのだなと思う。どのチームにとってもそうだと思うのだが(いつも最後尾の横浜についてはよく分からない)長いペナントレースの間に落ち込むことは1度や2度はあるものなのだ。それが大きく落ち込むか小さくて済むか、ということである。投打のバランスが悪くなるのが原因といった言われ方をする。大体、このところのジャイアンツは投打の「投」の方が崩れることが多いと私は見ている。何らかの理由でピッチャーのローテイションをいじらなければならなくなった時に起きる事が多い。たぶんその時期なのだろうと思っている。阪神は逆に今の時期、投打がかみ合って勢いづいているように見える。次はマイナスに転じるしかなく、そのうち落っこちて行くだろうから、ジャイアンツとしてはここは踏ん張りどころである。ジャイアンツが落っこちて行くのだと困るのだがそういったことは考えないことにしている。何とか5分5分くらいで進んで行っていれば、また、投打がかみ合ってくるだろうと思う。昨日は阿部君もホームランを上手く打って調子良さそうだ。頑張ってほしいな、と思う。
◆セ・パ交流戦のトータルの結果が出ている。いつも思うことなのだが、こういうデータを作る人にはほんとにご苦労さんと言いたい。分かってはいてもなかなか手間なことなのだと思う。IT化やPCの発達で、やり易くはなっただろうけれど、それでも事細かにデータを入れて行かなければ、結果は得られないだろうと思うのだ。それで、それを見るとどうなっているかというと、セリーグの6球団全部がジャイアンツを先頭に勝率でパ・リーグの後塵を拝しているのだ。1位はオリックスだった。
しかし、こうして厳然とデータとして付きつけられると改めて今はパ・リーグが優勢なのかなと思う。セ・リーグには頑張ってもらいたい。セ・パ交流戦はやってみて絶対に良かったと思う。たとえ望まない結果が出ても勝敗を競うゲームをやっているのだからそれでいいのだ。仮に社会人チームの1位と試合してみていつも負けるプロ球団があれば、入れ替えてもいいと思う。構わず試合えばいいのである。ジャンルは大きく異なるが、負けたらどうするなどということを言わず、そういったメンツなどにもこだわらず試合をする空手の極真会のスピリットに私は敬意をはらうのである。いろいろなところと自由に試合を楽しめばよいと思う。