あじあのどこかのうたうたい

うみのちかくにある
あるあじあの
りょうじかん
そのよこに
やきゅうむらのあり

　やあきゅううするなら　こういうぐあいにしやしゃんせえ
　
りょうどもんだいと
さけのうりあげを
てんびんにかけ
たこくせききぎょう
たかだかとうかれ　あわをかけあう

　あわ　あわ　あわてた　びきにしょとう

むらのおもてかんばん
やきにくのおきて　あわのかけあい　
はんがくせーる　
はんげんぱつせーる　
せーらーふくせーる　

　せーる　せーらー　しーれーん

たいようこうと　
でんぱと　
しんぶんは　
せんりょうされ
うみのちかくも　せんりょうされ

　とりとりて　おりとりて　くにとりて

とりをかうほこらのよこで　
はらをきってまで
こぶしをにぎる
どうぞうのぬしは
それをみてなにおもう

　とりとりて　おりとりて　くにとりて

こころを
せんりょうされてまで
いきていたくなかったと
ちいさなからだからぬけだし
おおきなどうぞうとかしたもの

　とりとりて　おりとりて　くにとりて

しろしょうぞくにちをつけて
あじあをひとつにとおもえど
せんりょうされただけなのか
はらをきらされただけなのか
なかのくうどうのぬしのなく

　とりとりて　おりとりて　くにとりて