明鏡   

鏡のごとく

『食べられたひよこ豆』

2014-08-04 17:40:55 | 小説
ひよこ豆の缶詰が百円で売られていたので非常食にと買っておいたが、いま、その時がきたわけでもなく、単に、食料が底をついたので、ひよこ豆のスープを作っていた。

とりあえず、台風は去ったところだ。

四国では、甚大な被害を被って、ひざ上まで、あるいは場所によっては、車の屋根まで泥水が押し寄せていたというが、きまぐれに、左に回ったり右に回ったりする渦の中心の、台風の目は、一体誰が動かしているのだろうか。

などと、人為的なものすら感じてしまうほど、最近の雨風、地震は尋常ではない。

巷でささやかれている、地震や天気をも作用する「電磁波製造機」は、地上をオーブン焼きにし、ひよこ豆も、カラカラに乾いてしまいそうだが、辛うじて、かんかんのなかで、じっと塩漬けになりながら、蓋が開くのを待っているかのようである。

煮詰まっている。スープも、地上も。

ひよこの頭のような形をしているからひよこ豆というようになったと、誰かに聞いたことがある。

目もない、口もないのっぺらぼうのひよこだが、舌の上で、ぼそぼそとこけたと思ったら、一瞬で溶けてしまうところが、なんともいえず、かよわく、ひねりつぶされそうで、ひよこ的ではある。

我々は、一個のひよこ豆である。

といったのは、だれであったか。

だれでもよいことだ。

ひよこ豆のように煮詰まって、溶けて、喰われてしまうことになるとは、思いもよらないであろうが、明日は我が身と思わないところが、缶詰の中のひよこ豆のひよこ豆たる所以である。

ぴよぴよいっているのはだれであろう。

ああ、あの、ふぁしずむ打倒などと言っている、かわいたひよこ豆の行列だ。

そう叫んでいる時点で、似非ふぁしずむを作り上げていく、というあの輩たちの得意技である。

自分達は違うと言いながら、作り上げていく、あの野暮ったい笛吹作業。

時の首相のお面を引き倒す、えげつなさ。

そうして、自分たちの、ひよこ豆のようなのっぺらぼうの頭を、この国の頭に、のっけたいだけなのであろうか。

などと思いながら、トマトとベーコンとキャベツと煮込んだひよこ豆を、味見でごくりと飲み込んだ。

ここにあるものすべての味がした。

頭でもない、ましてや、ひよこでもないひよこ豆も混ざり合い、なかよくすべてを飲み込んだ。



反核団体の薄気味悪いところ

2014-08-04 14:53:13 | 日記
同感である。
在特会でなくとも、いつもおかしいと思うのは、こういう時である。
反核団体の薄気味悪いところである。
特に、民団や朝鮮総連と仲の良い議員などは、片手落ちだから、まったく日本国民に信用されないのである。


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https://twitter.com/Doronpa01


あれれ?おかしいな?(コナン風)支那中共政府が新型ICBM東風41号を発表してから24時間以上経っているのに自称平和団体、反核団体(反原発も含む)が一団体一個人といえども支那大使館や領事館に抗議に行ってないなんて!

『核のない平和な世界』なんて大嘘だったんですよ(おっちゃん風)