明鏡   

鏡のごとく

『笑い』

2015-02-04 12:57:56 | 詩小説
人がいるかいないかを確かめるように、死ぬか死なないかの瀬戸際に、人々は笑うらしい。

どうしようもなく、からからと笑うのだ。

笑うことで、人を遠ざける。

邪気からか、人からか、緊張からか。

あるいは、それらすべてからか。

耐えられず、その場を離れるものもいる。

生きたままか、死んでからか。

命とは、勝手に拘束され、勝手に空爆され、勝手に焼かれ、勝手に刺され、勝手に切られるものであったと、気づいたときに、人は逃げる。

笑いにか、その場からかは、個人差がある。

一方で、クソコラでいじり倒されたマザーアースは、カラオケで世界平和を歌っていた。

他方で、ピラミットの下敷きになりたくないので逃げた人もいた。

あるご婦人はなくなった。

戦場でもないのに。

ピラミットの下敷きになって。

いつも忙しく、人の世話をしていたご婦人は、若くしてなくなった。

人を助けようとしているものが、ボロボロになって死んでいく。

余計なことをしたということで、袋叩きにあって。

世の中は、余計なことばかりである。

やらなくていいものを、やりたがるのが、ひとである。

やらなくてもいいことをやる。

では、やらなくてはならないこととはなんであろうか。

たべること、ねること、それらを満たすくらいの安全を満たすこと。であろうか。

すくなくとも、後は自由であったはずだ。

安全であるために、不自由になるのが、人間であった。

窮屈でしかたがない。といいながら、どんどん、新しい不自由を作っていくのだ。

檻の中、焼かれたのは我々人間の何かだ。

不自由の中、身動き取れないまま、見せしめのため、じわじわ焼かれていく、ぶつ切りの動画の中の何かだ。

作られた動画の中に閉じ込められたのは、己の見えない笑いであった。

人の死のドサクサに紛れて

2015-02-04 12:27:10 | 詩小説
 東京都の舛添要一知事は3日、来日中のソウル市の朴元淳市長と都庁で会談した。旅客船セウォル号の沈没事故以降、ソウルでは都市インフラの安全への不安が高まり、ソウルで問題化している道路陥没対策で双方の技術やノウハウを提供する合意書を締結した。

 会談で、舛添知事は「平和や人権を守るためにも、都市間の友好関係は役立つ」と強調。朴市長は「都市の安全に多くの蓄積を持つ東京都とより緊密に交流したい」と話した。

 都は道路の路面下で空洞が見つかった場合、鉄道事業者やガス会社などが改修費を負担する協定を結んでおり、ソウルに仕組みづくりのノウハウを提供。都側は、道路の陥没場所を速やかに把握するソウルの情報システムの技術を学ぶ。都市安全フォーラムの開催や消防訓練への参加、多言語対応の推進でも協力する。

 都の姉妹都市でもあるソウルの市長の都知事訪問は2007年以来。日韓関係の改善を目指して舛添知事が昨年7月に朴市長を訪ね、安全・環境対策や五輪などで交流や技術協力を進める協定を結んでいた。

朝日~~~~~~~~~~

人の死のドサクサに紛れて、東京都とソウル市との日本の税金目当ての五輪を視野に入れての勝手な提携、朝鮮総連の賃貸契約。