明鏡   

鏡のごとく

『宇宙開拓時代の幕開け』

2016-04-19 14:46:10 | 詩小説
核開発とHAARP開発は同時進行していた。

人工地震は、必ずしも地震が起こしたいからではなかった。

目的はひとつ。

核改良とHAARP改良。

発光現象の目撃情報、放射線量が高まる現象があるということは、そういうことであった。

原発は、そのためにも必要なものとされた。

まず、使えることを証明しないといけないのである。

宇宙開拓において、足元から固めるというよりも、緩め、粉々に砕くことが必要であったのである。

『宇宙開拓時代の幕開け』が高らかと宣言されるように、地面から、宇宙空間から挟み撃ちにするように、地球はいかようにもすることができるのである。

ごく最近、宇宙空間に打ち上げられた衛星なるものが壊れたのは、その装置になんらかの影響をあたえるものであった為である。

足元では、握り飯がないと、車中泊でエコノミー症候群になって、なくなっているものがいる一方で、地球そのものを動かすことができる、「気象」兵器が開発されているわけである。

今日も、オスプレイが青果市場跡を飛んで行く。

今後、ここから、色々な、物資が運ばれていくという。

野菜にかぎらず、おむつやかみ、水や衣料、それから、燃料という名のあらゆるもの。

人は米粒一つにも見えない、この宇宙空間の中。

地震が起ころうとも、地が割れようとも、飲み込まれようとも、宇宙空間にとっては、取るに足らない、ほんの一瞬の痒みでさえないのだ。

塵、芥が、咳払いした時ふいに舞った、ただそれだけの現象なのであった。

お気をつけて。

等とおまじないか呪いのように、気休めを言うのがせいぜいなのであった。