明鏡   

鏡のごとく

『大桃の夢舞台』

2016-08-06 21:51:34 | 詩小説


8月6日。
原爆で亡くなった方々の魂の浮かばれますように。

今日、夏の最中、雪を見た。
かき集められた真夏の雪まつりのための雪。
いつもはもっと白いんだが。
とかつて檜枝岐歌舞伎にも出ていて週末や休みには舞台の説明をしている施設の案内をされている星さんが言った。

茅葺屋根の舞台は人がいないので、物悲しく、がらんどうであった。

その後、やはり茅葺の大桃の夢舞台の子供歌舞伎を見た。
こちらは偶然にも、今日、子供歌舞伎を上演するということで、活気がみなぎっていた。
檜枝岐歌舞伎の星さんが、

もうここいらで歌舞伎をするところは三つくらいの座であるとおっしゃっていた。

伝統を守るということは、ただひたすらに、続けるということでもあった。