今朝Yahooのトップのニュースのところに「ハイパワーノート台頭の理由」という見出しがあった。そこをクリックしてゆくと、ここへ行く。
さらに「図表データ」のところへもいけるのだが、まず、このURLのページで見ると三機種ノートが紹介されているが、どうもこれはこれらの機種の宣伝ではないかと思える。
別に宣伝が悪いということもないのだろうけれど、いかにも「ニュース」の体裁をとりながら実際は宣伝になっているというのは非常に紛らわしくて困る。
つまりこのページでも、「ハイパワーノート台頭の理由」となってはいるけれどこれら三機種の市場シェアとか売り上げは一切書かれていないようだ。つまり、「ハイパワーノート台頭の理由」がいつの間にか、特定の機種に話がうつっているのが問題のように思える。
もちろんハイパワーノートはそこにある機種だけではないので、ハイパワーノートが売れているからといって、それら三機種が売れているのかどうか見ているものには分からないし、たとえばDELLなどの同レベルのスペックの商品と比べて価格性能比が優れているかどうかなどいちいち自分で調べなければならない。
しかも自分が見たところではそのページで紹介されている製品はオープンプライスのようであるからこうしたことも調べるのに手間がかかる。
さらに「図表データ」が提示されているページへ行くとそこでは「ノートパソコンの中で」どれくらいの大きさの画面を持つ商品が売れているのかという調査の表示になっていて、これはデスクトップと比べて「ハイパワーノート」が売れているということを示すものではないようだ。
どうもここでは「15インチモニター」のものであれば「ハイパワーノート」ととらえているようだが、そもそも何を持ってハイパワーノートといっているのかはっきりとは言わないままこのような数字を持ち出すのはどうだろう。
だいたい15インチモニターといってもそれほど大きいいわけでもないし、その15インチモニターのノートPCというものがもしかしたらノートPCのなかではかなりおおきな割合を占めているのかもしれない。
とにかく数字がないので分からないが、このような数字を出すなら、それぞれのサイズでの割合を出すべきだろうが、いずれにせよ自分は15インチだからといって「ハイパワーノート」とは必ずしもいえないだろうと思う。
もっとも自分など10年近く前に30万出してノートを買い今メモリを実装しようとして破壊してしまった者にとっては今のノートなどどれも「ハイパワー」といえるものであるが。。。
とにかくニュースと見せかけて自分にはこれが宣伝のように見えて仕方がない。
買うお金もないけどそう思う。ちなみに自分はあまりハイパワーノートは好きではない。
使ったこともないけれど、やはりノートだったら携帯性も重視したいし、ハイパワーノートが初心者に向いているとも思わない。
もしかしたら初心者は必要もないのに高い金を出して買ってしまいがちかも知れないとは思う