こちらのニュースで小学校の教員の自殺が報じられている。
まだ採用されたばかりの若い教員で、しかも授業時間中に生徒が発見したらしい。
まだついさっき入ったばかりのニュースであるから、原因などはこれから究明されてゆくであろうが、一般的に言って、小学校の教員というのは激務であり、その肉体的、精神的消耗度に比べて待遇はけしてよくない。
一クラス30人以上の生徒を一人で毎日6時間相手にするというのはわたしにはどう考えても激務である。しかも最近の教育をめぐる環境は教員に対してあまりにも期待しすぎの面も否めないであろう。
生徒の生活指導に関して本来、親や、警察がすべきと思われることにまで教員がすべきだと思っている人が多いのではないだろうか。
生徒も親も教師もみな人間である。
みなそれぞれ限界はあるだろう。
それと自殺した人はまだわかい。採用したてのうちはあまりたくさん授業を持たせないなど、少しずつ現場に慣れさせてゆくような工夫が必要なのではないだろうか。
今のように担任の先生がほとんど全ての科目を受け持って、四六時中生徒と顔をあわせていなければならないシステム自体も考え直さねばならないのかもしれない。