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国籍法を違憲とする東京地裁の判決に関するど素人の疑問

2005-04-13 18:09:51 | ど素人による法律問題

まずこちらのニュースをごらんください

私は法律に詳しいわけではにし、判決もニュースで一二行その骨子を見ただけであるが、「法の下の平等を定めた憲法に違反する」というくだりは、憲法を読み直してみる必要があるように思う。

憲法14条第一項は「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」となっているが、この主語はもちろん「全て国民は」であるから、国民でないものにはこの権利は保障されているものではないだろう。

そして憲法第10条は「日本国民たる要件は、法律でこれを定める」となっている。そしてここで言われている法律は国籍法の第一条でいわれている通り、国籍法である。

この件で問題だったのは母親に日本国籍がなかったということだけでなく、この両親が入籍していなかったことにあるのだろう。

しかし、繰り返しになるが憲法が法の下の平等を定めているのは日本国民に対してであるから、日本国民になることをめぐって平等権に反するというのはどうも自分には腑に落ちない。

もし憲法の精神に反するというのならまだ分かるがいずれにせよ、自分には分かりにくい判決だ。