甲子園に出場が決まっていた明徳義塾高校の監督は、自分の部の不祥事を校長にも隠していたそうです。
ようするに緘口令を敷いたということでしょうか。
校長もつい最近この学校で大変な事件が起きているのにずいぶん間の抜けた話ですね。
きっと部員は全員そのことを知っていたのでしょうね。
そしてそんなそぶりも見せずにニコニコしながら対戦相手を決定する抽選会にも参加したということでしょうか。
としたら監督も生徒たちもずいぶん肝が据わっているというか、何の罪悪感も感じてなかったのですかね。
それとこのことが投書で明るみに出て監督が会見で言ったとされていることで特に不思議なのが、「生徒のためを思ってやったことだが結果として悪いことをした」というふうに言ってるらしいことです。
生徒の方もおそらくは不祥事を隠していたという点では「共犯」なわけですから、昨日の『報道ステーション』で誰かさんが言ってたみたいに「不詳事をおこしていた生徒以外はかわいそう」という風に単純にはいえないように思いますね。
はっきり言って「ばれなきゃいいんだ」というわるい根性を生徒に植えつけたのではないでしょうか。
監督さん、これが生徒のためですかな???それが生徒のためになるような世界ですか高校野球は?
あなたの身の処し方を見てるとばれたので仕方なくとっととやめるみたいで非常に不快で仕方ないですね。
高校野球はイメージを傷つけるとマスコミ自体もダメージをおうのであまり厳しい論調もないようですし、その辺も計算してたんじゃないですか、と思われるほどさばさばしてますね。
もちろん未成年の喫煙などはこの学校に限らずいろんなところで目に余るほどありますし、暴力事件もこの学校に限らないでしょう。
でもだからといってそれをかくすと言うのはこれまた別の話で、きびしく対処されるべきだと思います。
このこととは関係ないけれど、この監督は昔あの松井を敬遠しまくって世の中から袋叩きにあった監督だそうです。
今回の不祥事隠しは本当に生徒のためなのでしょうか?
自分のためではないでしょうね。
生徒も黙っていたわけでしょうから自分たちのせいにされたらかなわないとも言えないでしょう。
そういうことまで計算していたかどうかは分かりませんが、いずれにせよ高校野球にあまり清廉潔白のイメージを求めるのはむずかしいのかもしれません。