昨晩の『報道ステーション』に民主党の岡田代表が出ていろいろ話していた。
今日は自民党の武部幹事長が出たがなぜ一緒に出さなかったのだろうという気がした。
古館あるいはテレビ朝日ではどうしても岡田代表に対する質問の仕方あるいは突っ込みが甘くなるような気がして仕方がなかった。
これは全て記憶になるがまず岡田代表は「小泉氏は構造改革はまったくできなかった」と言ったようである。しかし郵政民営化の話しになると、それを急ぐ必要がないということの理由としてであろうが、「郵貯の金が特殊法人に流れなくなった」とも言っていたようだ。
まさか、森政権やそれ以前の政権でそのようなことができたとは思えない。小泉政権でそういうことができるようになったともいっていなかったが、いずれにせよこの二つの話は矛盾するようなきがして仕方がない。
あらかじめ断わっておきたいが私は小泉氏の全面的支持者では必ずしもない。構造改革という点に関して言えば、特に国立大学の法人化など驚くほど妥協を重ねて、むしろ国立大学にいる人たちの言いなりになってしまった感さえあるとまで思っている。
それ以外にもいろいろ問題は多いと思う。しかし、だからこそこここでいろいろ理由をつけて構造改革をつぶす野田聖子をはじめとする抵抗勢力を選挙でふるいにかけなければこの国はどうしようもない窮状にさらに陥り続けることになるのではないだろうか。
たとえば岡田党首は自民党の政治は政・官・業の癒着の政治であるという。
しかしよく考えてみると、岡田氏自身官僚の出身であり、しかも官僚時代にファミリー企業の役員をしていたということらしい。
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それと『報道ステーション』では岡田氏自身が「日本新党」の成立に加わったと言っていたようだが、そのようなことは自らのサイトのプロフィールに書いてあるだろうか。
ちなみに自民党では岡田氏は経世会に所属していたはずだ。
細川政権がどういう政権であったかはまたいつか書きたいが、とにかくあのころの政治を覚えてらっしゃる方はもう一度よくそのころのことを思いだしてほしいものである。