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野田聖子の郵政民営化反対の理由は共産党に似てますが

2005-08-25 23:57:28 | 野田聖子批判

昨日取り上げた野田のページとよく似た内容を共産党がアップしたようだ。

こちらです。


共産党は、以下のような書き方をしているのだが、野田の主張と似ている。


郵便局は(中略)現金自動預払機(ATM)の引き出し手数料もとらず、ATMの障害者対応も進めています。
一方、民間大銀行は各種手数料を利用者に押し付けています


共産党は野田と比べれば細かい数字を出しているだけ余計に始末に困るのだが、郵貯に関してはATMの手数料を持ち出し、銀行に関しては「各種手数料」などという書き方をしているので、これも野田聖子と同じように郵貯がいかに便利で、銀行がけしからぬということを針小棒大に主張しようとしていることに変わりはない。


そもそもたくさん銀行がある中でなぜ東京三菱銀行(すいません、以下Tとりゃくさせてください。わたしもくたくたで今書いてることも必ずしも自信ないです。なんかあったら野田聖子みたいに一気に消すかもしれません?!)が選ばれたのか(他の銀行も触れられてはいるがわずかである)不思議である。


そもそも郵便局と銀行を単純に比較できるか疑問があるが、もしあえて比較するなら民間の銀行の各種手数料を平均したものと比べるべきではないだろうか(それは制度が複雑で難しいだろうが)。


自分にとって都合のよいものだけを取り上げてさも鬼の首でもとったかのように銀行は手数料を高くとっているぞ!というのはおかしいのではないか。


民間でも手数料の安いところはあるので、むしろ手数料を最も安くしているころと比較すべきではないだろうか。


もっとも共産党が持ち出している数字にもすくなからぬ疑問がある。

共産党は送金手数料に関して郵貯とTとを比べているのだが、Tの横には(他行あて)と書いてある。

つまりこれはTから他の銀行への振り込み手数料と言うことなのであろう。

さて郵貯のほうには何も書いてないがこれはいわゆる郵便振替というもので、これは少なくとも振り込まれる側は郵貯の口座に限られるのではないか。


ちなみに郵貯から銀行への振込みに関しては限られた銀行でしかできないのではないか。

この件に関してはいかの二つのページをご覧ください。

こちらと

こちらです




したがって郵貯のところには共産党は何も書いていないが、そもそもこういう比較をすること自体おかしいと言うことではないだろうか。


もしどうしても郵便振替と比較するなら、Tに関しては同じTの口座への振り込み手数料と比較すべきであって、わざわざ(他行あて)などと添え書きして違う銀行への振り込み手数料を書くのはきわめて不公平かつ無責任かつ不正確ではないか。

比較するならできるだけ同じ条件で比較するようにするべきだろう



こちら
で見るとTのATMでTの同じ支店の口座にキャッシュカードを使って振り込む場合は(値段にかかわらず)無料、、Tの違う支店の口座へは3万円未満の場合105円、3万円以上で210円になるようである。

郵便振替に関しては何種類かあるが通常払い込みで機械扱いの場合(これがATMでの利用ということであろうが)一万円以下が60円、10万円以下が110円、100万円以下が210円になっているこちらをご覧ください

(翌日0:55追記:ただし「通常振替」は送金額にかかわらず一律15円らしい。
なんか種類が複雑で自分にはよく分かりませんが。。。)

いずれにせよ振込みの金額などを考えれば必ずしも全ての場合にTの手数料の方が割高というわけではないのではないだろうか。

いかんせんわたしは金融弱者であるのでマネーのことには全くうとくあまりこの内容にも自信はないが、いずれにせよ共産党も野田聖子もおかしな比較をしているなという印象はいなめない。


それと野田は共産党に移ったほうがいいとも思う。


                 文中敬称略