あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第83話感想

2014-08-31 23:40:00 | 食戟のソーマ

 遅ればせながら、「ジャンプ NEXT!!(vol.4)」を拝読。
 お目当ては本誌から移籍となった『SOUL CATCHER(S)』!
 本誌で連載中は、『ソーマ』、『暗殺教室』に次いで応援していた作品だったのですがね~、移籍と知った時は結構残念でした。
 まあ、打ち切りよりかは遥かにマシなのですが。
 そして今回から連載再開となったわけですが、人気投票の結果も発表されていましたね!
 結果は予想通りといった感じ。
 ・・・ですが。
 びっくりしたのが投票数。

 さんまんごせんて・・・!!

 確か『ワールドトリガー』の時は26000通ぐらいでしたよね?
 あの時も投票数の多さに驚かされましたが・・・上には上がいた・・・(汗)。
 『黒子のバスケ』並みの票数に、影なる人気作だったんだな~とつくづく思いました。
 だからこそ、「NEXT!!」の牽引役に抜擢されたのでしょうね。(^^)

 でも、こういうのを見るとどうしても『ソーマ』の投票数と比較してしまう・・・。
 今度は最低でも10000越えはしてもらいたいな~。




 それではジャンプ発売日の日付に変わる寸前ですが(爆)、今回の週刊感想に入りたいと思います。
 今回は自分でも思いがけず長い感想になってしまいました・・・(汗)。
 どうかご了承ください。


 週刊少年ジャンプ2014年39号掲載。
 掲載順第5位
 第83話 【追う者と追われる者】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 漫画間違えた。







 そう、本気で思った冒頭。



 

 そしてページを捲って感じたことは。

 寂しっ。

 せめて明るい場所でやりなさいよ美作さん・・・。



 ということで、1ページ目から顔の筋肉が硬直しましたが、すぐに創真くんの正面顔のお陰で硬直がほぐれました。ありがとう。



 美作が一人劇場(笑)をやっているその頃、創真は引き続き早津田とビーフシチューの改良に取り組んでいました。

 ビーフシチューの改良の方向性は
 ①牛肉をいかに美味しく食べさせるか
 ②デミグラスソースを変えてみるか
 ③出汁[フォン]にこだわるか
 以上の3点だそうで、創真はやはりビーフシチューのメインである牛肉の美味しさに重点を置いた改良に挑んでみることに。

 ですが、なかなか上手くいかず。
 う~ん、やはり一度完成されたレシピを更に改良するのは難しいのですね・・・。
 
それを考えると、あの土壇場でレシピを更に進化させたタクミはやはり大したものですよ。

 いっそ丸ごとレシピを変えてみては?と早津田が言うものの、創真としては隠し味の白味噌は出来れば崩したくありませんでした。
 確かに。
 この白味噌の隠し味は、当時の創真の試行錯誤と努力の果てに辿り着いた答えの象徴ですからね。
 美作に、この品を通して「料理をする本物の喜び」とはどういうものかを分かって欲しいであろう創真にとって、ここは外したくないというのはよく分かります。


 白味噌のまろやかさを活かしたまま、牛肉の旨さをより引き立たせるにはどうしたらいいか・・・。
 創真達は完全に行き詰まってしまいます。

 考え込みながら、改めて今回の勝負の異様さを感じる創真。
 郁魅との勝負の時は「A5肉の旨さ」に、アリスの時は「分子料理の驚きの演出」にと、それぞれ相手の得意分野に対抗する策を考えてきたものの、「相手の模倣」というスタイルの美作には特徴的な部分がありません。
 これは、美作を介した自分自身との勝負。


 ここのやってる事は自分自身との追いかけっこ・・・のコマ。
 めちゃテンション上がりました。
 背中合わせの創真と創真・・・!!うおおおお!!
 こういう「もう1人の自分」みたいな、背中合わせ描写大好きなんですよー!!
 もっと大きいコマで、いや1ページ丸ごと使って描いてくださってもよかったのに!
 ビバイメージ画!!


 客観的な意見を貰うために早津田に試食してもらったわけですが、当のご本人のお腹はもうポンポコリン★
 創真の料理を残すなんて出来ないと、これまでの品を全部完食していた早津田くん。
 その気概は高く買おう。(←何様)


 そういうわけで、残念ながら早津田はいまひとつ役に立たず。
 さて、他に舌が確かな人物は・・・?






 って。

 えりなぁ!?!?

 そりゃ確かにこの作品中で一番優れた味覚の持ち主ですけども!
 まさかこんな形で登場するとは思いもしませんでしたよ。
 よかったね出番があって。(←)

 少女マンガを読んでるえりな。
 ヒロインとその彼氏が手を繋いで下校するのではと、想像するだけでドキドキのプルプル。
 どんだけピュアやねん。
 『To L●VEる』とか読んだらどうなっちゃうんだろこの子。

 っていうか、夏休みにカップル達が手を繋いでいた時は「くだらない」なんて言ってたくせにやっぱり恋愛に興味深々じゃありませんか。(┐( -"-)┌)

 そんなマンガは8巻。
 サブタイトルは「心をのせて」。
 これ絶対本作の単行本の事を言ってますね分かります。
 ほんと巻末に番外編が載ってるお陰で続きが気になる引きで終わってましたものね~~~。
 こういうのを自虐ネタというのでしょうか?ねええりなサン?

 続きが気になるものの、次の巻は無く、新戸に持ってくるよう言うえりな。
 ですが気付きます。
 新戸はいないことに。
 葉山に負けてしまったことで、新戸はえりなに合わせる顔が無いと、自らえりなの傍から去っていました。
 まあ、郁魅の時のようにえりなが新戸を切り捨てていなくて何よりです。
 さすがに自身の「最後の砦」を自ら捨てるようなことはしませんでしたか。

 いつも当たり前のように傍にいて世話をしてくれていた新戸がいない今、えりなは単行本の入手方法すら分かりませんでした。
 どんだけ世間知らずだっちゅーねん。
 この調子だときっとインターネットすらも知りませんよこの子!
 夜の市街地に放り出されたりしたらマジで警察のお世話になりますよこの子!!
 てゆーか仙左衛門の書斎に少女漫画があったりしたら逆に怖いわ!!!
 ふう、ふう・・・、ツッコみきれんよこの子。



 と、寂しさを覚えていたその時、来客が。
 新戸が戻ってきてくれたと思い、全開の笑顔で迎えるえりな。

 ・・・と思ったら。

 いたのは創真さん。(&早津田)



 不覚な姿を思いっきり目撃されてしまう。
 これツンデレヒロインの運命。

 そんなヒロインの油断している所に偶然立ち会う。
 これ主人公の天命。



 早津田グッジョブ☆
 “外”では絶対見せないえりなのレアスマイルを見事カメラに収めましたね。
 これはいい揺すりのネタをゲットだぜ♪(←鬼)

 薙切の邸宅に入るには守衛のチェックがあったようでしたが、それも偶然アリスと会ったことによって顔パスで通れたとのこと。
 相手に行きつくまでのガードもあっさり突破。
 これも主人公(っていうか創真の)スキル☆


 というわけで、
 畏れ多い!!と強く突っぱねる⇒素直すぎて、いま一つ通じず。
 忙しいから相手をする暇は無いと断る⇒あっさり嘘を見破られる。(ていうか自爆)
 (もはや弱声で)お引き取りを願う⇒最後のトドメ 

 結果。
 陥落。


 基本天然、時に計算、そして天の運さえも味方に付けてツンデレの拒絶を引っぺがす。
 やっぱ創真さんって最強♪♪♪



 そして漫画の続きという誘惑に負け、えりなは味見を了承します。
 
この全巻持ってる極星寮の人物って・・・。
 やはり恵なのでしょうか?
 いよいよ恵とえりなメインヒロイン二人が邂逅となるのでしょうか!?
 ま、一色先輩とかだったらオチとして最高だけど(核爆)。 



 薙切邸に入り、えりなに件のビーフシチューを出す創真。
 ここで創真がビーフシチューの説明をする中でパセリやローリエと一緒に「エストラゴン」という名も口にしていますが、これもブーケガルニの代表格として用いられる香草です。
 というわけでちょこっと説明。

 エストラゴン・・・キク科の多年草。日本の香草である「よもぎ」の近縁種。
           欧米では広く多用されており、特にフランスではセルフィーユ、パセリと並ぶ三大ハーブの一つとして扱われている。
           別名、「食通のハーブ」とも。
           フランス種とロシア種の二つに大別されるが、香りの強いフランス種に対し、ロシア種は香りが穏やか。
           スターアニス(八角)のような甘くやわらかい芳香と、僅かな苦味を持つ。
           日本では栽培が難しいため乾燥ものが主に使われているが、本当は生の方が望ましい。 
           鶏肉や魚との相性が良く、酢に漬け込んだりバターに練りこんだりするほか、ドレッシングやソース等にも用いられる。
           淡白な味を引き立て、料理の味を劇的に変化させることから「魔法の竜」と呼ばれている。(「エストラゴン」という名は「小さい竜」という意味とのこと)



 ここで、なんと口にしなくとも、隠し味に白味噌が使われていることをえりなは見抜きます!!
 ・・・さすがですね。
 これまでの人生を味見で歩んできたのは伊達ではないということですか。


 そしていざ試食。
 案の定、ダメ出しするえりな。
 一般レベルの相手に出すとするならばこれで問題はないのだろうが、「秋の選抜」という美食の祭典に出す品としては相応しくないと。
 「このお題の事を何も理解していないのね」
 ほう☆
 ここで遂に、今回の選抜のお題の真のテーマについて迫ることになりましたか!



 一方、そんなやり取りを遠目に見ていたのは仙左衛門。
 始業式の時も二人のやり取りを遠目に見ていたし(第4話)、やはり一番の事情通はこの方のようです。

 どうやら準決勝である第二回戦では審査員が代わるらしく、仙左衛門は決勝戦で再び審査委員長として出るとのこと。
 確かに第二回戦でもおはだけ連発していたら、読者もウンザリしちゃうしね(爆)。
 ということは大泉のお爺ちゃまも、もう出ないの~~~?
 他の審査員達と違って唯一名前も明かされていたのだし、一番存在感もあったし、ぜひとも引き続き審査を受け持ってもらいたいんですが・・・。
 そしてタクミの時のように、創真の品も「天晴れ!」と褒めてもらいたい・・・!


 では、準決勝の審査員は一体誰が務めるのかというと―――

 よっしゃ!!
 やっとお目見えですか!
 それはザ・マン・オブ・インパクトこと堂島先輩!!
 相変わらずで何よりです(苦笑)。



 いや~俄然盛り上がってきましたね!!
 仙左衛門や城一郎に並ぶ「見届け人」として申し分ない人物である堂島先輩の再登場が確定したことで、また重要な“動き”が起こりそうです!!

 

 

そして次回は表紙&巻頭カラー!!やっほーい!!
\(><)/ 

 

 楽しみ過ぎて、夢に見ちゃった☆(実話)
 

 


 

 

 今回は個人的に見て、美作の追跡[トレース]への対策の“切り口”がはっきり掴めた内容でしたね。
 その分、これから巻き起こるであろう人間模様にかなりの期待が湧きあがりました!!



 それにしても創真と早津田がどんどん良いコンビになってきてますね~。
 元々創真は多面性豊かでコミュ力も高いため色んなキャラクターと息が合う子ですが、早津田とは良い兄貴分と弟分といった感じで、なんだか微笑ましさまで感じてきちゃいました。(^^)
 う~ん、これで早津田が記者でさえなければ、本当に安心して見ていられるんだけど・・・。



 そして今回、予想外も予想外でアドバイザーに選ばれたえりな。

 相手が自分をどう思っているかとか、立場とかなんて基本お構いなし。
 本当に、創真は自分から「隔たり」を作らない子ですよね。(^^)
 彼のそういう所が無遠慮なところであり、フレンドリーなところでもあるのですよね。

 郁魅に対しては冷酷に切り捨てていたのに対し、新戸への対応はまるで違っていたえりな。
 それだけ、えりなにとって新戸は特別な存在だったのでしょう。
 幼い頃から自分に仕え、純粋に尊敬し、尽力し、守ってくれていた新戸。
 従姉妹であるアリスともライバル関係であるという、ある意味で周囲は敵ばかりという世界に身を置いているえりなにとって、新戸は唯一と言っていいほどの、心を許せる相手だったのでしょう。・・・それでも、主君と従者という「上下」の関係は崩さなかったようですが。
 まさに新戸は、えりながそのままの自分でいられる「最後の砦」だったといえます。

 ですが。

 「最後の砦」であった新戸ですが、これはもう一つの意味も持っていたと私は考えています。
 それはえりなの“世界”への。
 もはやえりなを神聖視すらして敬っていた新戸。
 それ故に、えりなに従わない者は全て敵視し、これまで過保護なほどに外部からの接触からえりなを護っていました。
 でもそれは、えりなの“世界”を極端に狭くしていたのでは。
 新戸がいない今、これはチャンスとも言えると思うのです。えりなの“世界”を広げるための。
 創真も“世界”が狭い子ではありましたが、合宿編をきっかけにどんどん“世界”が広がりつつあります。
 ですが、えりなは依然として「狭い」ままでしたからね・・・。
 しかもえりなの場合、料理だけでなく人間関係もという、創真以上の「狭さ」でしたから。
 これを機に、えりなの“世界”が広がってくれればと思います。
 ・・・もっとも・・・。
 世界が広がるということは、これまで経験したことの無かった波乱や苦悩も生まれるという事でもあるのですが・・・。
 でもそれを経験してこその成長ですからね。

 今回の中盤の展開は、番外編『夏休みのエリナ』に通じる感想をかなり抱きました。
 その上で当の番外編の自虐ネタを入れてくるあたり、附田先生の巧みな手腕にはもはや感嘆するばかり。
 マジで凄いです附田先生。

 新戸がいなく、“自分の世界”に変化を起こせる状況にいるえりなに今、創真が接触してきたこと。
 料理人人生が懸っているという、重要な勝負を前にした創真に、(本人は意図してないとはいえ)えりなが重要なアドバイザーになったこと。
 やはり二人の浅からぬ縁を感じずにはいられません。

 

 さて。
 これまでの自分を超えるには、やはり他者からの助言は不可欠。
 今回久し振りに創真の料理を口にし、意見を述べたえりなでしたが、その内容は的を射ていたものでしたね。
 しかも食べる前に隠し味を言い当てるとは、彼女が「神の舌」だけの人物ではない、味見役としての百戦錬磨であることを今回ようやく認めることが出来ました。
 「滑稽だ」と嘲笑うのは余計でしたけど。
 なので、私も返させて頂きます。
 そんな事言ってるけどえりな、気付いてないでしょう?このお題のもう一つの事実に。

 
 創真を尊敬・応援している恵とは反対に、創真を蔑視・否定しているえりな。
 ですが、きっとえりなはそういった「敵対方面」から創真を伸ばす存在なのでしょう。
 「クレームは最大のアドバイス」
 こういう言葉を聞いたことがありました。
 まさに創真はそういう否定発言さえも、「自分の至らぬ点の指摘」として己の糧としていくでしょうね。
 素直で前向き、そして器の大きい所が創真の最大の武器なのですから。

 そしてえりなが口にした「お題の意味」。
 創真への見下しのつもりで言ったのでしょうが、これ見事なヒントになっちゃってますね。
 創真に対して意地の悪いえりなのことですから、きっと助言になるようなことは言うつもりなど無いのでしょう。
 ですが、そもそも第一回戦のお題発表の時点で最初のヒントを言っちゃってるんですよねこの子。
 それは「弁当は日本で発達してきた独自の文化であり、世界にリードしている分野」だと言ったこと。
 いや~~~それを思いながら当時のえりなを見返すと笑える笑える笑える♪(Sうさぎ発生)
 創真は学識は浅いでしょうが賢い子です。
 きっとえりなのこの発言からお題の真のテーマに気付くことでしょう。
 そしてえりなは創真に礼を言われ、自分が創真にヒントを与えるという自爆発言をしてしまったことに凹むといいと思います。(Sうさぎ大量発生)




 そんな選抜の「お題の意味」ですが、私がこれまで散々述べてきたように、「日本独自の進化・発展を遂げた料理」でまず間違いないと思います。
 それを考えると、「これが日本で進化を遂げた料理だ!!」と誇示できるような、「世界」に目を向けた料理をこの美食の祭典では求められているのかもしれません。
 そうして見直してみると、
日本独自の進化した弁当箱である「ランチジャー」を用い、定番を踏まえながらも革新的な品だった第一回戦の『ゆきひら流進化系のり弁』は偶然にもお題の真のテーマにも合っていたのですね!
 それだけでなく、予選の『カレーリゾットオムライス』も。
 これはさほど目新しくない品だったかもしれません・・・・・日本人から見れば。
 ですが、外国の人達から見ればこの品はかなり新鮮な料理だと思われます。
 なぜなら、オムライスは日本生まれの料理だから。

 
 凄い・・・!!
 読み込むほどに、全ての点と点が繋がっていく・・・!!

 附田先生、森崎先生、貴方がた天才ですか!?



 こうなると、今回のビーフシチューの改良の方向性がだいぶ見えてきましたね。
 このビーフシチューを、日本独自の発想・工夫を加えてより進化させるにはどうしたらいいか・・・。
 そして同時に、白味噌のまろやかさを活かしたままで、牛肉の美味しさを引き出すにはどうすべきか・・・。
 白味噌、牛肉ときて、とりあえず私の浅知恵で思いつくのは「味噌漬け」でしょうかねえ~。
 味噌漬けは日本独特の手法ですし、これなら牛肉と白味噌は更に味が調和すると思いますし・・・。
 あとは、前回の感想で乾物が出汁の素材として非常に優秀なのを知った時に思い浮かんだことなのですが、牛肉を乾燥させた物―――ビーフジャーキーで出汁[フォン]を引いてみるとか・・・。
 私が思いつくのはそれくらいですね。
 あとは創真の柔軟な発想に期待したいと思います。
 (タクミVS美作戦で、タクミの十八番である「日本食との融合」が無かったのも、今回は創真がこれを行なうという布石だったのでしょうか?・・・と考えるのは深読みしすぎでしょうかね?)


 冒頭で衝撃の爆弾を落とした(笑)美作の一人劇場。
 ですが、これはギャグとしてだけではなく、美作のトレースと“今”の創真との「ズレ」を感じました。
 実家の「ゆきひら」と地元の人達を中心にこれまで歩んできた、それが美作がトレースしている創真。
 ですが、遠月学園に来て世界の広さを知った今の創真は、“外の世界”に目を向け始めています。
 やはりそれが今回の勝敗の鍵になるようですね。
 そして・・・。
 創真がそんな“外の世界”に気付くことが出来たのは、他ならぬ、タクミのお陰。
 そこがもし描かれてくれるならば、私としては嬉しい限りなのですが・・・。(^^)
 


 
最後に、全てを持って行ってしまった(笑)堂島先輩について。
 今回も審査員として、創真の食戟を見届けてくれることになった堂島先輩。
 今回で初めて、堂島先輩は創真の料理を食べることになるのですね・・・。
 ・・・ふみ緒さんは、城一郎と創真を似た者親子だと言っていたけど・・・。
 堂島先輩は。
 堂島先輩なら。
 創真と城一郎の“違う所”を分かってくれるように思います。
 きっと今回の食戟は、城一郎では出来ない事を創真はしてくれるそう私は思っていますから。(^^)
 城一郎とはまた違った形で、創真を遠くから見守ってくれている堂島先輩。
 合宿の時のように、創真と堂島先輩がゆっくりお話出来る機会があるといいな~と願っています。
 たとえまたもやお風呂場でも(爆)。





 美作のイメージトレーニング、新戸不在の影響、えりなの発言。
 ひとつの出来事が「それだけ」に留まらない。
 それがこの作品の凄さの一つです!!

 「インパクト」で大いに楽しむだけでなく、「深さ」でもとても考察し甲斐があり、今回は本当に読み応えがあったと思います。



 さあ、日付が変わるまでもう少し!
 朝一番でコンビニに突撃してきまーす!!(←)