『ONE PIECE』がなんと歌舞伎化☆☆☆
歌舞伎界に大革命ですねこれは。
正直全く想像できません。
海賊物語を一体どんな風にアレンジしてくるのやら・・・。
そんな大発表に合わせ、今週のジャンプの表紙はジャンプキャラ達が各々歌舞伎スタイルで載っていましたね。
「うわどうしよう・・・創真のくま取り・・・見たくないかも・・・」とドキドキしながら創真を探した栗うさぎ。(←)
山伏姿でした。
佐伯先生!!ナイスチョーイス!!!(Σd(>▽<))
(ぜひともマジ描きして貰いたい!!!)
加えて、他の作品の感想も少し。
<トリコ>
掲載順が(巻頭除いて)トップって、マジで久し振りなんじゃ・・・?
<銀魂>
将軍様・・・!!!
嘘でしょ・・・。
<火ノ丸相撲>
その凄まじい熱さと迫力には、もう言葉もありません。
ホント凄い作品ですよ、これは。
果たして火の丸は、この絶望をどう乗り越えていくのでしょう?
<斉木楠雄のΨ難>
なにこの掲載順の低さ!!
これじゃアニメ化はまだ遠いのでは・・・。(こら)
そして『ソーマ』の掲載位置にもビックリ。
ここ最近の展開から考えれば、こんなに後ろになるとは思えないんですけど・・・。
入稿が遅れたのでしょうか?
アニメ化に伴って、仕事量もかなり増えていそうですしね~。(心配)
・・・心配といえば。
葦原先生・・・!!(><|||)
お早い回復をお祈りします・・・!(出来ることなら、しばらくゆっくりと休養された方がいいのでは・・・)
週刊少年ジャンプ2015年6・7合併号掲載。
掲載順第10位
第101話 【鍛えた名刀】
さあさあ遂にやって参りました!!我らが主人公創真のターン!!
というわけで
センターカラーです
創真ピンです
附田&佐伯先生ありがとうございます!!
準決勝時の巻頭カラーでは牛若丸でしたが、今回は股旅姿なコスプレです!
ネコさんの大好物じゃない方ですね!(と、ベタなボケを言ってみる)
「木枯し紋次郎」のイメージなのでしょうが、世代的に「北風小僧の寒太郎」が思い出されます。
風来坊的なイメージもある創真にこのチョイスはなかなかピッタリ♪
紅葉散る中、不敵に抜刀せんと構える創真。
ですが、実はこのイラストにはちょっとした仕掛けが―――
では本編へといってみましょう。
いよいよ創真の審査が始まろうとしていたその一方で、叡山と一色先輩は何やら不穏な会話を。
創真が〆だと出した料理は―――
炊き込みご飯!!
うおーっ
ふんぎゃーっ
こんにゃろめーっ
滅茶苦茶美味しそうじゃないですか―――!!!(o(><o) (o><)oo(><o) (o><)o)
観衆達が絶叫するのも当然のレベル。
しかもお茶碗によそう様が・・・!(悶絶)
ここ、アニメになったらとんでもない破壊力になるに違いない。
かくして、いざ実食へ。
レオノーラのこの満足げな顔☆
ほんと佐伯先生は良い表情を描いてくださりますね~。(^^)
そして堂島先輩は無駄にキラキラ(笑)。
解説はレオノーラに横取りされちゃったけど(苦笑)。
黒木場や葉山のサンマに勝るとも劣らない品質だった創真のサンマ。
やはり、正体は「糠さんま」でした!!
本戦第一回戦から丸井を筆頭に順に料理の解説役が回っていった極星陣でしたが、トリは恵が務めてくれました。(堂島先輩の方が詳しかったけど)
10日間という準備期間の中で、料理の試作、目利きの鍛錬、そして数多くの熟成と、相当に時間をフル活用していた創真。
ふみ緒さんの言葉や仲間達の協力、その全部のお陰で糠サンマという閃きに繋がったと!!(^^)
見聞としては糠さんまの存在を知らなかった創真。
そんなゼロのスタートから、仲間達からの助言をもとにしたとはいえ自力で辿り着いたというのですから、彼の発想力や努力には本当に目を見張るものがあります。
そして刀工な創真さん!!かっけえ!!
頭に巻いているのが鉢巻きでなくバンダナ!!
これはもうこの先お目に掛かれるか分からない超レアカットかと!
「秋の刀」と書いてサンマ。
名刀を“探し当てた”黒木場や葉山に対し、名刀へと“育て上げた”創真!
前回にて黒木場も葉山もそれぞれの「刀」についてのイメージ描写がありましたが、創真にかかると「刀」というイメージも単なる「武器」だけに留まらなくなるのが凄く良いですよね。(^^)
糠サンマという見事な工夫に、きっと高評価を貰える筈!!と沸く極星陣でしたが・・・。
その高評価の印である「おはだけ」は披露されず。
黒木場:(ニヤ)
葉山:(フン・・・)
栗うさぎ:( ̄ー ̄)ニヤリング
はっはっは。やだなあ~。
創真の工夫がこれだけで終わりなわけないじゃないですか♪
総帥達の反応に悔しげな大泉のお爺ちゃま。
やっぱり創真を応援してくれているんですね!どうもありがとうございます!!(^^)
そんなお爺ちゃまは別として「やっぱり」とか「予想通り」とかほざいている観衆達は蹴っ飛ばしておきましょうか。(←←←)
一方の創真はおかわりを勧めるものの・・・審査員達は誰も食べようとはせず。
審査はこれにて終了かと思われたその時。
「あれ~~~?食べないの~?お楽しみはこれからなのに♪」
という副音声が聞こえてきそうな態度で鍋に入った何かを出してきた創真。
その「何か」に刮目する総帥。
ざわめく観衆。
緊張が走る黒木場と葉山。
叡山の目論みを全部見抜いていた一色先輩。
そして言います。言ってくれます。
創真に巻き込まれ、呑まれたのは叡山の方ではないかと。
ごもっとも♪♪♪
意見が合いますね一色先輩。
なんせ創真は『春の嵐』ですから♪
創真の料理の恐ろしさはここからだと語る一色先輩。
「凄さ」と言わず「恐ろしさ」と述べたあたり、一色先輩も創真を、将来刃を交えるであろうライバルと見てくれているようですね。
意見が合う限りは、一色先輩がどんなに黒かろうが気にしませーん。(←)
(イメージで)抜刀する創真。
ここのシーンが、冒頭のセンターカラーとリンクしていたわけです。
鍛え上げられた名刀。
ってゆーか、もはや妖刀(爆)。
果たしてその本当の切れ味は・・・!?
そして使い手:創真はその「刀」をどう振るってくるのでしょうか・・・!!??
今回は創真の品がお披露目される一方で、仙左衛門や堂島先輩に並ぶ事情通である一色先輩を通して叡山の策略が明るみに出されてましたね。
美作の他にも叡山の策略が潜んでいるのではと気が気でなかった私としては、ここできっちり明かしてくれたのはかなり有難かったです。
あ~これですっきりとこの闘いを見届けられますよ♪
第一回戦でタクミを敗北させることで、創真を自分の策に嵌めようと叡山は企んでいたのでしたか。
ならば、創真が自分から対価を大きくしてきた時はさぞほくそ笑んでたことでしょうね。
ところがどっこい。
見事勝利を収めたのは創真。
しかもそれだけではなく、自分の部下だった美作を改心させ、これまで創真に悪印象を抱いていたであろう学生達の、彼を見る目を変えさせるきっかけまで作ってしまったという。
創真を失墜させるために選抜に推薦した筈が、逆に創真を飛躍させる土台作りに貢献してしまうことに。
一色先輩の言うとおりですよ。
創真は叡山の姑息な策略など全く通じないほどの「深さ」と「大きさ」を持った人物だったというわけです。
ほんと、えりなにも言えることだけど、とんでもない人物を敵に回してしまいましたね叡山♪
さて、当の創真の方ですが、糠サンマという工夫で見事に目利きの差を埋めました!
ここまでは黒木場や葉山と同じスタートラインに立っただけ。
そしてここからが創真の創意工夫の本領発揮ですよ!!(>▽<)
「洋刀」だった二人の“刀”に対し、創真の“刀”が「日本刀」だったのも個人的にガッツポーズ。
これは間違いなく「選抜の真のテーマ」に応えたものになりそう!
加えて、「切れ“味”」と表現されているあたりがやっぱりナイス☆
言葉の妙が発揮されていると、附田先生の本領も充分に発揮されてるように感じられます。
それにしても創真って、洋装よりも和装の方が圧倒的に多く描かれてますよねー。
実際似合っているというのも理由の一つでしょうが、やっぱ内外共に“日本男児”だからでしょうか?(^^)
なにやら炊き込みご飯に何かを注ぐことで、創真のサンマ料理は完成する模様。
これには“〆”ということにも相まって、第一回戦で用いられた屑餡かけご飯が思い出されます。
ですがそれとは似て非なるものでしょうね。絶対に。
一見シンプルながらも、物凄い手間暇が掛かっている。それが創真の料理。
果たしてあの鍋の中身に、どれだけの創意工夫が詰め込まれているのでしょう?
目利き対決で印象が薄くなってしまいましたが、サンマは創真も非常に扱い慣れている得意食材。
糠サンマに加え、どんな発想でサンマの持ち味を活かしてくるのか。
読めないだけに一層期待が煽られます!!
そんな創真の本領発揮は次回へと持ち越しになりましたが、人によってはすぐに料理の全貌を明かさなかった創真の今回の振る舞いに引っ掛かりを覚えた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、こういう所こそが創真の「創真」たるところだと私は思っています。
普通の選手なら、すぐに審査員に手の内を全て曝け出すことでしょう。
自分は“審査してもらう”立場なのですから。
で・も。
そこが創真はちょいとばかし違うんですよね。
料理を食べてくれる相手を「客」として尊重はしているものの、決してへりくだったりはしない。
むしろ
審査員に「挑んでいる」。
この姿勢。
連載開始当初から創真はこれを貫いてくれていますよね。
彼のこういう所が賛否を生むところなのかもしれませんが、私は彼のこういう所も大好きですよ?(^^)
そしてやっぱり創真は黒木場と葉山の中間的キャラというのも改めて感じますね。
口調も態度も不躾な黒木場。
口調も態度も(審査員の前では)スマートで礼儀正しい葉山。
そして創真は口調は最低限の丁寧調でありながら、表情と態度がすっげ挑発的っていうね☆
なまじ口調は丁寧なだけに尚更彼の不敵さが際立ってます。ホント堪らん。
今回も自分のペースを決して崩さなかった創真。
しかも出してきたのが「行平鍋」☆☆☆
もう創真節大・全・開としか言えません(笑)。
・・・あ。
そういえば今回の創真、「おあがりよ」言ってませんね。
黒木場と葉山の分も作ってあることから、次回二人に差し出す時にきっと言ってくれることでしょう。
楽しみです。
次回存分に振舞われるであろう、リアクション祭りが♪♪♪