公式ツイッターの方で、サラリとそう述べられてました。
なるほど、それに合わせて単行本連続発刊&小説版発売にしたのですね。
わーい凄い豪華―♪
・・・なんて喜んでらんねーーーーー!!!(><|||)
連続の単行本作業、それはつまり休む間も無く表紙&扉絵や挿絵といった数々の仕事量に襲われているということ。
しかもそれだけではなく、ドラマCDや小説版の描き下ろしも・・・!
しかもしかもそれらを普段の週刊連載もこなしつつ・・・
ひーーーーー!!!!!(>ロ<|||)
死ぬ!死ぬ!佐伯先生人生最大の命の危機!!(←←←)
マジで葦原先生の二の舞になってしまいそうで心配で堪りません。
これでもし佐伯先生が体調を崩されたりしたら、私泣きますよマジで。
本気で附田&佐伯先生に健康食品送りつけてやります。(←)
そんな不安はあるものの、本編の方は極めて絶好調☆
今回の第109話を読んだその夜、創真と四宮の夢を見ました。(実話)
夢の内容はというと、創真のすぐ隣で四宮が何かを教えてくれていました。
丁度弟(創真)が分からない問題を教えてくれている兄(四宮)のような、兄弟の勉強風景といった感じ。
ま、本編でそんな微笑ましい光景が見られる可能性なんて100パーありえませんが(笑)。
まさに夢の夢。(あ、上手い事言った?)(←)
ではそんな夢をみさせた本編の感想にいってみましょうか。
週刊少年ジャンプ2015年15号掲載。
掲載順第4位
第109話 【光をあてる者】
扉絵は戦士の休息・・・ということで、電車の中で思いっきり寝てる創真くん。
ユルユルな寝顔だなーv写真撮っちゃうぞ?(←)
でもこんな風に緊張感皆無で寝ていても、絶対寝過ごしたりはしないだろうなーという安心感もあるのが創真なんですよね。
料理や仕事関係になると、無意識レベルで切り替えが出来る子ですから。
第一のスタジエールを終え、無事に合格を言い渡される創真と新戸。
一安心したものの、創真から地雷を踏まれ(苦笑)またも落ち込んでしまう新戸。
思い出すえりなとの思い出―――
って、えりなめっちゃ可愛いな。
この前の冷笑なんかより、こっちの方が遥かに良いですよ。
こういう笑顔をもっと皆に見せられればいいのに。
その頃、迎えの車を待つ間えりなもまた新戸との思い出を思い返していました。
なんつーか、ホントこの二人相思相愛ですね。
そこに恵も居合わせ、えりなは恵を送ってくれます。
へえ、良いところありますね。
自分に相対さえしなければ、相応の良心的な態度で接してくれる子のようです。
そうして車中での会話も割と穏やかに進んでいくのですが、ここでも恵から地雷を踏まれ(苦笑)落ち込んでしまうえりな。
もうどんだけ似てるんだか。
お。ここで選抜編ラスト(第104話)のシーンを挟むことでえりなの心情を説明したのは上手いですね。
不快な存在である創真。
だけど、彼には“同じ場で向かい合える”仲間が沢山いる。
えりなは求めていました。
「それ」を、新戸に。
えりなの元に戻る勇気が持てないことを創真に打ち明ける新戸。
本当に打ち解けましたね~。
研修前はあんなに闇雲に反発してたというのに。
でもそんな悩みを欠伸であしらう創真さん。(ここらに感じる城一郎の遺伝子)
だって答えは簡単だから。
そう!
創真も取り上げてくれていたように、やっぱり前回の新戸の発言は大事なものでした!
創真の得意技の一つである「言葉返し」。
相手への反撃だけでなく応援にも用いるあたり、創真はやっぱり深い思い遣りのある子です。
そして新戸に、えりなに渡してほしいと例の漫画を渡す創真。
「途中で落っことしたりすんなよ?」
あっ眩し☆
なんて粋な奴なんだ創真!!(><)
新戸にアドバイスしてくれた上に、えりなの元に戻るきっかけも与えてくれるなんて!!
この言葉も深い。
新戸も、創真のこの言葉の真意が分かりました。
だからこそ。
「ありがとう・・・!」
うん、良い笑顔だ!!(⌒▽⌒)
新戸が去った後、自分を顧みる創真。
“後ろ”を追いかけていたのは自分も同じ。
そして、改めて決心します。
「ゆきひら」以外の料理の世界を知り、自分の味に新しい光をあててみせると!
あ゛ーーーーーーーーーー!!!
熱いったら格好良いったら!!
ほんと良い人良い男良い主人公。
堪りません!
さて、そんな決意を改めて誓った創真の次の研修先は果たして如何なる所なのでしょう?
・・・。
・・・!
キターーーーーーーーーー!
2ページもタメた末の、堂々の再来です。
「レギュムの魔術師」こと四宮小次郎が!!
この展開を誰が予想したでしょうか、いやいない。(反語)
第84話冒頭では穏やかな表情だったのですが、今現在は忙しさもあってかピリピリトゲトゲモードな四宮。
「無能を持て余してる場合じゃない」だの「使えない奴が来たら即刻叩き出す」だの不満轟々でしたが・・・、ラストのお顔は傑作でした。
「こ・い・つ・か・よ(怒)」
という心の声が聞こえましたよ(笑)。
相手が創真じゃあ「無能」とは言えないよね♪
「使えない奴」なんかじゃないものね~~~♪
それ以上にクソ生意気な相手ですものね!!(爆っ)
今回の研修は創真単身のようですね。っていうか、単身であって欲しいです。その方がガチで修業できそうなので。
創真と新戸という新鮮ペアが今回で解消されてしまったのは、ちょっぴり残念ではありましたが。
でも、これは逆に捉えれば今回の件で新戸の創真への偏見は完全に払拭されたということですね。
絶対的存在であったえりなと相対する創真を認め、しかも感謝できるようになったという事はそれだけ彼女の“世界”の広がりと成長を意味していたのだと思います。
同様に、えりなの方も恵との縁がしっかりと固まったことを意味しているのでしょう。
創真の事を見直した新戸。
えりなの良さを知った恵。
創真とえりな両者に一番親しい存在である彼女らが知った、両者の良い所。
このたびの第一スタジエールは、創真とえりなのこれからの関係の上で中々に重要な布石だったと思います。
これからの展開への伏線が張られる一方、選抜編で張られた伏線的なものも幾つか解消されることに。
毎度のことながら附田先生のこの処理能力は見事ですね。
読んでて全くストレスがありません。
恋愛漫画の件は、えりなと恵の橋渡しになるかと思いきや新戸がえりなの元に戻るきっかけに。(でも後々えりなと恵の縁をさらに掘り下げてくれそう)
敗北を喫した新戸がえりなから離れたことも、創真とえりなとの関係以上に創真と新戸との関係を大きく改善させることに。
そして一時的とはいえ、一人になったことで孤独を味わったえりな。それはこれまでわざと見ないようにしてきた、「対等な交流」に目を引かれざるをえなくなることに。
それらが今回新戸を中心にして、綺麗に纏められていました。
お互い心から必要としているものの、すれ違っていた新戸とえりな。
「”隣”に立って歩ける自分に変わってけばいいんじゃねーの?」
えりなが新戸に求めていたもの。
それを教えていた創真。
ここに大きな創真とえりなの因縁関係があります。
このアドバイスは、誰に対しても対等に接する創真だからこそ言えたこと。
今回のように、多分創真はこれから、えりなが本当に求めていたものを間接的に与えてくれると思うんですよ。
でも、直接的にはあくまで料理を通してというか。ライバル的姿勢でい続けるというか。
えりなが求めているもの、必要なものを持っている創真。
ですが二人の間にある確執は非常に大きく複雑なんですよね。(しかもえりなは「ああいう」性格だし)
単行本第5巻感想でも述べましたが、えりなは創真を「自分の大切なものをことごとく侵害する存在」として見ていくことでしょう。これからも相~~~当~~~長く。
自分が本当に求めているものを与えてくれているのは創真だという事に気付かずに。
さてさて、これからの展開も気になりますが、まず何と言っても楽しみなのが次回の展開。
なんてったって創真さんと四宮さんのこの二人。
「口が達者NO.1」と「口が悪いNO.1」だからな~~~。
ああ楽しみだ♪(核爆)
恵ちゃんが見てたらこれまた失神しかけるような大嵐になりそうですが(苦笑)、やっぱり創真ほどの人物を鍛え上げてくれるのは、城一郎や堂島先輩以外ではホント四宮ぐらいですものね~。
期待していた通りに、創真を成長させてくれそうです。例え本人は不本意だとしても(笑)。
かーなーりースパルタな研修になりそうですが、創真も創真で「逆境上等」「むしろ良い経験」といった態度で挑みそう。(^^;A)
三田村での研修は創真の完全なテリトリーだっただけに、今回の研修はかなりガチで苦労させられそうですね。
実際、素朴な大衆料理を得意とする創真に対して、四宮の料理は洒落ていて高級感のあるフランス料理。
しかも「オープンした店」を手伝った経験はそれこそ膨大な創真ですが、「オープン前の店」の手伝いはそれこそ初めての経験でしょう。
まさに初めて尽くし。不慣れなものだらけ。
・・・うん。
これ以上ないくらい創真にとって新鮮な環境ですね!!(>▽<)
サンキュー堂島アニキ!
創真とは対照的な料理を作るだけに、良い刺激になりそうな四宮。
でも、私が四宮に注目するのはそれとは別の所にあったり。
四宮って、葉山と同様の鼻技・・・もとい、秀でた嗅覚の持ち主なんですよね。
それが発揮される機会があるかどうかが地味に気になってます。
あとは附田先生がその設定を忘れていないことを祈るばかり。(←)
第一のスタジエールがそうであったように、今回のスタジエールも創真の研修の一方で他のキャラの様子も描いてくれると嬉しいですね。
個人的に気になるのは伊武崎と美作。
北条や貞塚にスポットが当たっても面白そう。
それと・・・。
タクミかな。やっぱり。
美作戦(選抜準決勝)で創真から大分フォローは入ってくれましたが、それでもまだ本来の調子は取り戻せていないようでしたから。
創真に追いつくためにも、このスタジエール研修で何かを掴み取ってもらいたいところです。
ここでタクミの派遣先が水原の店になったりしたらかなり面白くなりそう。
創真とは対照的な形で良い修行になりそうですし、なにしろ四宮と水原は犬猿の仲的なライバル関係にありますからね。(※番外編「別腹」より)
でもってお互いちょっとした師弟関係みたいになったりして。(四宮は絶対そんな素振りは見せないでしょうが/苦笑)
でもってでもって、四宮と水原が「アイツの弟子にだけは絶対に負けるな!」と創真とタクミにハッパをかけてきたりして。
でもってでもってでもって、乾を立会人にして改めて創真とタクミの勝負が行われたりして!
うわ駄目だこの作品背景描写がしっかりしているからいくらでも妄想想像できる。
そしてこの第二スタジエールも、「店を持つ」ことの意義を暗に問い掛けるものになりそうですね。
三田村では「店を継ぐ者」としての考えや信念に触れられていましたが、今回は「店を開く者」としての信念や誇りについて触れられそうです。
「店」は「自分の城」。
自分の感性、夢、信念、人生、全ての結晶である場所。
四宮はどうして「夢」の実現に不利なのを承知で日本に支店を作ろうとしたのでしょう?その理由にも注目ですね。(・・・案外母親に自分の料理を食べさせたかったから、とかだったりして☆)
そして創真はこのスタジエールで何を学び、どういった成果を残すのでしょう?
そして一番肝心なのが。
創真はコックコートを着用するのかという事!!!!!
こればかりが気になってご飯も喉を通りまくりです。(←)