御免なさい。(初っ端から)
やっぱり合併号に掲載されていた『TVアニメ化ヒロイン大集合!! ~華麗なる晩餐会~』の感想記事は書けそうにありません。
あらかじめ予想していた事ではあったのですが、やはり今年は慢性的に忙しく・・・。
もし心待ちにしておられた方がいらしたならば、心からお詫びします。
本当に申し訳ありません。
さて、切り替えて、と。
前回のジャンプの話になるのですが、『斉木楠夫のΨ難』を読んで、な~~~んかどっかで読んだことあるエピソードだな~と、ずっと思ってたんですよ。
思い出しました。
小学生の頃に読んだ童話に似た話があったんですよね。
その童話というのは―――
あるところに、裕福ではないものの大変仲睦まじい恋人達がいました。
男性は立派な懐中時計を持っていて、それを宝物にしていました。
女性は金髪の長い豊かな髪の持ち主で、それが自慢でした。
ある日、男性はとても綺麗な髪飾りが売られているのを見つけ、恋人に似合うに違いないと思い買おうとしました。
ですが、とてもお金が足りません。
そこで男性は、恋人の為ならと、大切にしていた時計を売って、そのお金で恋人へ贈る髪飾りを買いました。
そして恋人に会いに行くのですが・・・驚愕することに。
恋人の長く豊かだった髪は、バッサリと短く切られていたのでした。
理由を聞くと、男性の時計にピッタリ合うであろう鎖を見つけ、それを買うために自分の髪を売ったとのこと。
そう、男性が女性の髪に似合うだろうと買った髪飾りも、女性が男性の所持品だった時計に合うだろうと思って買った鎖も、結局は役に立たなかったのです。
でも。
男性も女性も、心から喜び合いました。
自分が大切にしていた物を失ってでも相手に喜んで貰いたいという、お互いの気持ちが何より嬉しくて。
―――という、「プレゼントは物より気持ち」という教訓を示した素敵なお話だったんですよね。(^^)
それが斉木夫婦の場合だとああなるという(苦笑)。
さて、では今回も『食戟のソーマ』の感想記事にいってみましょう~。
週刊少年ジャンプ2015年24号掲載。
掲載順第3位
第117話 【威風堂々】
「やっぱしこの服が一番しっくりくるぜ―――」
ごもっともーーー!!!!!
スタジエール編での服装は新鮮さが溢れまくりで素敵過ぎたけど!!
創真に一番似合うのはやっぱりこの服装ですよね!!!(>▽<)
でも本当に、創真のゆきひらコスチュームを最後に見たのはいつ以来ですか!?
第102話以来!?
現実時間で約4ヶ月前!?
なんという!!!
スタジエール編がめっちゃ充実していたお陰で、全然気付きませんでした。
秋の選抜編終了から随分月日が経ったんですね~。
ちなみに
更に増強されてしまった格好良さと美麗さはもう言わずもがな。
そしていざ、甲山先輩との食戟が開戦されます!
一方その頃、極星寮へはスタジエール研修を終えた仲間達が戻ってきておりました。
うん、一人も欠けることなく皆帰ってきて何より。(^^)
・・・まあ、丸井は三途の川に片足突っ込んでいますが(大苦笑)。
とりあえずメガネは紐で括り付けておこうか。
とりあえず正夢にならなくって良かったね一色先輩☆(伊武崎のセリフが第28話を示唆してる・・・/笑)
研修はどうだったかと榊に聞かれるものの、伊武崎は相変わらずクールな素振りを。
この子も大分分かりやすい子になってきましたね~。
伊武崎って案外からかい甲斐のあるキャラかも。(^m^)
そんな極星一年生陣は、ふみ緒さんから創真の事を聞いて大仰天。
確かに、生き残りが懸かったスタジエール研修が終わるや否やコレですものね(苦笑)。
会場に仲間達が着いた頃には、既に決着は付いていました。
結果は創真の完封勝利♪
圧倒的勝利のイメージ図は「電車道」。
これも『火ノ丸相撲』で学びました☆
勝率8割ということもあって、甲山先輩は強者として結構有名だった模様。
創真も色んな意味で有名人な事もあって、観衆達の中には二年生の実力者達も。
気になったのは、「ふ~~~ん」と連呼してたポニーテールの女子。
描写が周囲とはちょっと違っていた分目に留まりました。
この子とも追々闘ったりすることになるのでしょうかね?
そして勝利を収めた創真が対価として願い出たのは、甲山先輩の得意分野である「串打ち」。そのコツの教授。
ほらね。(^^)
創真ってすっごく好戦的なのに、相手を苦しめたり追い詰めたりすることは絶対にしない子なんですよね。
本当に良い子。
とても気持ちのいい闘いが出来る子だなあ~と、改めてつくづく。
甲山先輩もそれを快く受けてくれました。ありがとうございます。(^^)
初登場時から質実剛健といった感じで好感を抱いていましたが、やはり良い先輩でした。
また再登場してもらいたいな~。
そして創真さん、その勢いのまま二連戦☆
う~~~ん、エンジン全開ですね。(^^;A)
闘う創真の姿に、これまでとは違うものを感じる極星陣。
何故なら、強者と闘うことで自分の力を思いっきりぶつけられている今の現状は、創真の願いそのものだったから。
ほんと、私から見ても闘っている創真はとっても活き活きしています。(^^)
そして結果はというと、勿論
創真の完封勝利♪(二&三回目)
いっそ清々しいまでに創真の餌食になってくれた先輩方に合掌☆
ここで創真さん、言ってくださいます。
いつでも誰からの勝負でも大歓迎です☆と大胆発言。
随分とあけっぴろげな宣言ですよね~。相変わらずというか。(^m^)
大衆の前で何の臆面も無く宣言するこの姿勢は、始業式の時のそれを思い出させました。
もっとも、今は眼前の学生達全てを料理人として、そして強者として認識しているうえでの発言ですが。(^^)
創真の発言に呆れて怒る吉野。
でもさ、キミも「もう怖いものは何もないゼ!」とか豪語してましたよね?
創真はその、“研修を乗り越えたことによる自信”を超オープンに明かしただけ。
この点も始業式のそれとまた同じですね。
そもそも創真の辞書に「保身」とか「安全策」なんて言葉はありませんし(苦笑)。
そんな創真の姿を見ていた一色先輩。
彼の後ろには、えりな、叡山を始め数人の男女が・・・。
丁度その頃、会議室では学園の重鎮達が話し合っていました。
ふむ、この度のスタジエール研修で生き残った学生達は294人とのこと。
研修が始まる前は504人だったことから、3/5に。
つまりは春のスタート時から約1/3になってしまったわけですか・・・。
例年に比べればなかなか優秀な結果と言われてますが、少なくとも去年の一年生が二年生に進級できたのは最初の1/10以下ですものねえ~。(※第4話の仙左衛門の式辞参照)
ということは、まだまだ篩い落としの洗礼がこの先も待ちうけていそうです。
そこに現れる仙左衛門。
仰々しく話し始めますが・・・。
言ってる内容滅茶苦茶シュール。
遠月の重鎮さん達って実は暇なの?ねえ暇なの?(←)
で、その話題はというと、伝統行事である『紅葉狩り会』について。
へ?紅葉狩り?
紅葉なんてもう散り終わったんじゃね???(爆)
と思ったのですが、作中の時期は11月半ばあたりでしょうから、まだ見頃は終わってませんか☆
「秋の選抜編」の方に“紅葉”のイメージがあったので(第93話ラスト等)、思わずそう思ってしまいました。
なんと、この行事は高等部一年の上位メンバーと、現遠月十傑の全員が顔を合わせる機会とのこと!!!
そのチラシには『友情とふれあいの宿泊研修(実名:無情の篩い落し宿泊研修)』のしおりにも描かれていたコックくんとコックわんが再び登場。(※栗うさぎ個人による勝手な命名ですどうかご了承を)
・・・ああ、どうしてでしょう・・・。
煽りの文が
「たのしい!」⇒「こわい!」
「十傑ってどんな人たちワン?」⇒「十傑にビビるといいワン!」
「なかよくなろう!」⇒「火花を散らしあおう!」
と読めてしまうのは・・・。(爆死)
・・・うん。
ぜ~~~ったいほのぼのアハハウフフな交流会になったりなんかしませんね。
だって「この」遠月学園だもん。
創真さんっていう天然爆弾人間が参加するんだもん。(←←←)
創真さんの欲求大発散の巻でした☆
爽快に、そして華麗に勝利を収めた創真。
ああ格好良いったらありゃしない。
研修で新しい料理の技術や知識を得ることも心底楽しんでいましたが、一方で勝負に飢えていた創真。
それもあって、創真の“好戦さ”がもうフル解放になっちゃってました。
「ね?」な威圧凄すぎ。(^^;A)
勝負を誘発しまくりな言動は、流石は[修羅](城一郎)の息子といった感じ。
でも、これほど挑戦的な眼差しと姿勢ながら、対価として求めたのが「相手の得意分野の教授」というのが非常に理にかないつつも創真らしいところ。
闘いを通した「経験」としても、そして勝利の「報酬」としても、両方の意味で自分の料理人としての糧になるというのが見事ですよね。
対戦相手もこれなら自分の技を吸収されはするでしょうが失うわけではありませんし、プライドもある程度保たれます。
調理の指導を通して、また新たな絆も生まれそうですしね。(^^)
丁度最近アニメで取り上げられた所ですが、郁魅との勝負の際にも「負けた者は全てを失う舌の上の大一番」と謳われていた食戟。
ですが、創真の食戟においてはその限りではないという。
なんとも料理勝負として真っ当ながらも優しい対価だと思います。
その“牙”は相手の力を喰えども傷付けはしない。
城一郎が[修羅]なら、創真は[心優しき修羅]といったところかな?(^^)
そういえば、久し振りに創真の闘う姿を目にした恵ですが、創真のルックスの変化については触れてませんでしたね。
・・・うん、残念★
まあ、創真の気持ちには気付いてくれていましたけども。
恵はやはりヒロインとしては、創真の感情や内面的なものを理解する立場でいくみたいですね。
やっぱり外見的成長についてはもう一人のヒロインである郁魅ちゃんに期待することにしましょう!!
頼んだよー!!
さてさて、長い間不明だった十傑が遂に登場する模様!!
研修の余韻も冷めやらぬうちに、俄然大きな展開に入ることに!!
なにせ十傑第一席獲得は、遠月学園在学中における創真の最大の目標ですからね~。
「スタジエール研修編」も面白かったですが、次の章も負けないくらい盛り上がりそうです。
一色先輩の後ろに控えていた輩が他の十傑メンバーでしょうが、一色先輩と一緒にいたという事は彼らは二年生でしょうかね?
えりなや叡山を含めて5人いますし、十傑の下位5名と考えるのが妥当でしょう。
その中の一人の女子はいかにも委員長タイプといった感じですね。
三つ編みおさげという、敢えて恵と同じヘアスタイルにしていることに佐伯先生の“挑戦”が窺えます。
もう一人の男子と同様に、どんな人物なのか気になるところです。
まあ、相当にアクの強いキャラクターでしょうけども(大苦笑)。