今週のジャンプの読切。
附田先生がツイッターでご紹介なされていましたね。
うん、私もこの作品はかなり良いと思います。
とにかく「創る者としての覚悟」というものを、監督先生を通して思いっきり主張しているのが個人的に好感を持てました。
相手もしくは一般勢の感性に合わせたものを創れば、確かに一定の評価や称賛は受けられるかもしれない。認められるかもしれない。
でも、相手の要望に応えてばかりでは“自分”を見失ってしまう。
ありのままの自分を貫こうとすれば「創れる環境」というものを失ってしまい、周囲に応えてばかりでは「創れる自由さ」というものを失ってしまう。
だからこそ。
自分が創りたいというものを貫き通せる人は本当に凄いと思います。
覚悟が無ければ、よっぽど強い信念が無ければ、“世間”と闘い続けることなんて到底出来ないと思いますから・・・。
とにかくこの作品は、社会を生きる上で遭遇するジレンマに真正面から向き合っている、とても良い意味で“媚びへつらい”が無い作品だと思いました。
そんな読切は良かったんですがねえ・・・。
『ソーマ』の方はと言えば・・・。
またこの「落し」かい。
今回のラストの展開。
私には「は?」と開いた口が塞がりませんでした。
そんな唐突にケンカなされても。
こちらとしては思いっきり「とってつけた」感が否めません。
だってですね。
創真はこれまでの約10年間『ゆきひら』でずっと城一郎のサポートを務めてきたんですよ?
四宮の店でも努力の末に、一週間で戦力に入れるほどサポートの腕を上げたんですよ!?
他人に任せるのに人一倍神経質な司瑛士さえも認める程のサポート能力なんですよ!?!?
少なくとも私の中では、創真のサポートの腕前に対する信頼はもう絶対に揺らがないほど超盤石の盤石なんです。
なのにここでいきなり協調性を崩されても、次回へ読者の注意を引き付けるためのご都合展開にしか思えません。実際そうなんでしょうけども。
ひょっとしたらこの二人の事だから、えりなに踏ん切りを付けさせるためにわざと不仲を装っているという可能性もあるんですけどね。
っていうかそんな斜め読みでもしないと、本当に城一郎が単なる勝手な奴にしかならなくなってしまいますので。
なんでしょう。
ここ最近、「一体次回はどうなるんだろう!?」というワクワク感が全く感じられません。
附田先生が述べたいことはなるべく汲み取れるように頑張りますが・・・、附田先生も、そして担当編集さんも「伝える努力」を頑張ってくださいね。
読み手の注意を引き付けるのとキャラクターの格を落とすのは全く違いますから。
ま、こうして毎度毎度言いたい放題の辛口発言を放ってはいるものの・・・
これからもずっと応援
してますからねー!!!
(☆ \(>▽<)/ ☆)