「弁護人」2013年韓国
実話をもとにした映画である。
ソン・ウソク演じるソン・ガンホさん。
何かが不条理であること。
それをうやむやにしていこうとする。
けれど、ウソクだけが戦う意志を示す。
権力とその権力を武器にしていくさま。
犠牲となる者たちと家族の悲哀がそこにある。
やっと追い詰めたかに思わせて…。
また権力を行使されて朽ちていく。
それでもウソクはまだ戦いをやめなかった。
彼の行動が傍観していた者達の心を奮い立たせる。
そうでなくちゃ…。
このさき国民は羽ばたけないだろう。
目頭が熱くなってしまった…そんな映画でした。