とんでもなく面白い

「ミッション：ポッシブル」2021年韓国

見始めて…面白くなさそう…。

が、とんでもなく面白い映画。

ウ・スハン＆ユ・ダヒ。

二人の迷コンビぶりがなかなかですぅ。

スハンはただの探偵でぇ。

事務所を貸してほしいと依頼され。

その依頼主が事故にあって。

ダヒはそんなこと知らないからぁ。

スハンを協力者とみなすじゃない。

笑える要素がありすぎて…。

脱力しちゃいますからぁ。

それでも二人のアクションはさすがよぉ。

スハンは意外な過去を持ってる凄腕さん。

金に目がないいい加減さがまた笑えますぅ。

また二人が再会して新たなミッションですかぁ。

活躍を再度見てみたくなるぅ。

ふれる。

「ふれる。」2024年

秋が見つけた伝説の「ふれる」。

諒と優太に見つかってしまい…。

３人は突然消え失せるじゃない。

「ふれる」を通してずっとつながってきた。

上京して暮らし始め…。

接点を持った女子との同居。

３人だけだった「ふれる」との生活。

女子との接点から感情がすれ違うように。

そこには「ふれる」の本当の力が作用して。

気づかされることで混乱したり。

気持ちは面と向かって言葉で伝えること。

それでぶつかったとしても。

コミュニケーションの基礎だから。

ツールを通してて生まれる感情。

そこには隔たりあるのよねぇ。

思い当たることあったりしてさぁ。

「ふれる」の暴走…。

気づくと感情揺さぶられてましたぁ。

じわって涙流れちゃいますぅ。

二人の時間が

「余命10年」2022年

治ることのない病気…。

余命どんな気持ちで生きていくのだろう。

「なぜ私なのだろう」と自問自答する。

それでも時間は止まることはない。

だから茉莉は恋に躊躇していく。

和人…カズくんとの日々にも暗雲が。

告げることができない茉莉。

打ちひしがれるカズくんがいるじゃない。

奇跡は起こらないのだろうか…。

そう願ってしまったけれど。

別れは唐突に訪れる。

二人の時間が永遠ではない。

茉莉はずっと和人の中で生き続ける。

喪失感は埋まらないだろう…。

けれど生きた証はあるのだから。

和人の人生…幸あれと願う。

メッセージ

「護られなかった者たちへ」2021年

震災後他人同士が家族のように寄り添うさま。

少女は大人になり…生活保護を支援する仕事に。

高齢の女性が生活保護を申請したが辞退。

そこには彼女なりの理由があった。

そんなことはつゆ知らず…。

そして生活保護申請に訪れるじゃない。

担当する者たちの言い草は妙に理不尽に聞こえる。

最後の頼みの綱なはずなのに…。

そうではないということを思い知らされる。

刑事も震災で妻と息子を亡くす。

息子はまだ見つかっていない。

そして奇妙な縁が刑事を救うことになるラスト。

餓死という死に方をした遺体が２件見つかる。

そこから浮上する犯人像。

ひたすら追いかける刑事たちがいる。

実行犯の思いは実行犯にしかわからないだろう。

メッセージには切なる思いが綴られている。

犯行へと駆り立てたられた出来事。

身につまされる…経験した方は多々いるだろう。

弱者には差し伸べられる術があってないようなものが。

制度というものは誰のためにあるのだろう。

中山七里さん原作。

映画の力が何かを動かすきっかけになって欲しい。

隠蔽していく

「孤狼の血LEVEL2」2021年

「孤狼の血」2018年も見ました。

広島を舞台にまぁ…暴力団のあれこれ。

役所広司さん演じる刑事がうまぁ～く。

立ち回っていたのですが…。

彼について回る松坂桃李さん演じる日岡。

違法なことを用いてやるさまに。

憤りを禁じえなかったのだが…。

死体となった彼を目の当たりにして。

変貌していく…。

そして３年後日岡がうまぁ～く立ち回っていた。

が鈴木亮平さん演じる上林が出所してから。

均衡が崩れ始めていく…。

日岡に付き従ったために犠牲になっていく男。

日岡と相棒を組んだ男の裏切り。

警察は内輪のあれこれを平気で隠蔽していく。

血なまぐさくて見るのも耐え難いシーンも。

録画してあったので今頃見た私であるぅ。