「疑惑」
夫殺しの罪で起訴された女。
その女を弁護する弁護士の女。
検察とのせめぎあい。
女0はつらい過去をずっと引きずっている。
男を手名付けてあばずれ女と書き立てられる。
弁護士の女は必死に信じようと…。
記憶がないという女だったけれど。
戻ったと言って検事に告白をする。
いざ公判になると言い分を覆すありさま。
「無実」と言い難いのだが…。
ひょんなことでそのからくりを暴いていく。
絶対的な証拠を突き止めて勝利を確信。
女はどこか奔放で掴めないまま去っていく。
津川雅彦さんの最期の作品…。
見ることができてなによりだなぁって。