「366日」#8
記憶がない…遥斗。
仲間たちがかつての自分をこうだというじゃない。
自分だけ疎外感が増していくだろうなぁ。
思い出してもいない記憶をさも…。
恋人だったようにふるまっている感じがねぇ。
違和感を覚えてしまうのは当然かもしれない。
戻れない時間に縛られるよりも。
現在を見つめて生きていくことの方が。
どれほど自分らしいことだろう。
遥斗が少しずつと言うのか…。
あの頃の遥斗ではない自分との対峙。
というよりもさぁ。
仲間たちとの決別もあり得るのかもぉ。
距離感を置くことも必要不可欠…。
だったりするのでしょうかねぇ。