◆天使の分け前
無為に生きている。
それなりに言い訳はあるのだろう…。
自分の血を分けた子供が誕生することで、
まともな生活をしようと思い始める。
意外な才能が彼にはあり。
奇想天外とまではいかないけれど。
思いつくことは意外性もあり、擦れた仲間とそれを実行する！
人生どこに幸運が転がっているのか分からないものだなぁって…。
転がっていてもそれを掴めないまま終わってしまうこともあるじゃない。
けれど、彼はそれをまんまと手にしてしまう！
そんな人生も「あり」かなぁって…。
彼は恩を忘れないという男気を見せるのよね。
主人公ロビーの人生の掴み方に小さく拍手！
◆Border #5
今回は「ほろっ」とさせられてしまう。
死因が明らかになっていくと意外な事実が…。
最期にどうしても見ておきたかったビデオ。
流す涙は本物なのだろう…。
◆死神くん #4
誰が亡くなるのか氏名が書かれていない。
そこで想像するじゃない…。
最後の最後に明かされて…納得といえばそうだけれど。
413号が語り掛ける言葉は「ハッ」とさせられる。
だから、萎えていた気持ちが奮い立つ！
死神だけれど…413号は人間的なのかしらね？
◆王になった男
民の暮らしを知らない王よりも
偽王でも民の暮らしを知るもののほうが
どれほど心を打つのか…？
政には決まりがあるのだろうが。
そんなことはくそくらえ…。
ちょっと胸を打つじゃない！
けれど、偽王は偽王でしかないという末路。
朝鮮の歴史はよく分からないけれど。
欲に溺れないブレーンがいることが
真の王には必要なのだろう…。
イ・ビョンホン…苦手意識はあったのですが。
演じ分ける様などを見せられると、さすがである。
そう思わされてしまったかなぁ…。
◆ファミリー・ツリー
家族…。
ばらばらになってしまったということでもなく。
ただ、二人の娘との関わりに戸惑う父。
家族にとっての妻と母であった女性にアクシデントが…。
ハワイという場所に暮らすファミリーに起きる出来事。
ゆったりと流れる時間。
さまざまないきさつが明らかになる。
夫そして娘たちの小さな葛藤が上手く描かれているかな！
長女のボーイフレンドが実にいい味を出している。
彼の突拍子もない物言いとか、けっこう的を射ているのだろう。
むかついていけ好かない男というイメージを覆すのだ！
家族には様々な出来事があり、それを乗り越えていく。
静かな余韻のある映画でした！
◆真夏の方程式
子供嫌いな彼が唯一心を寄せた少年？
彼の行く末を案じる湯川のひととなり。
少年と湯川のひとときは得難いものである。
絡み合った秘め事が次第に明らかになる。
居合わせてしまった少年…。
その罪？を察知する湯川の鋭さ。
物理学者だから成し得ることなのかもしれないが。
自分の罪？を察知し、必死に湯川を探し求める少年。
最期に湯川が向ける言葉…。
人間・湯川学の奥深さを垣間見たようでもある。
うん…原作も読んでみようかなぁって思わされた！
