新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「Journey of a Songwriter」センチュリーホールで浜田省吾さんのライブ…前篇

2016-01-09 10:11:45 | ライブ
唐突ですが…笑




浜田省吾さんの唄は
いいよね!!


なんと…
2015年の冬に…
浜田省吾さんのホールツアーが名古屋で開催される…




嬉!!!



思えば…
ン十年前のことなんか
…発売日に…会館に何時間も並んでチケットをGETしたこともあったなあ…


そんなふうに
浜省の唄は好きで…
並んでチケットを取ってまで
コンサートにいったこともある私だけど…



悲しいかな…
だんだん「生」の浜省がみられなくなる…



…というのは…
電話で…特電…
これ…発売日に電話しても繋がらないのよ!!!

特に…ホールツアー…
繋がったと思えば…完売…



そもそも根気のない私…苦笑
電話を掛け続けることに…
苦痛を感じてきて

どうせ…電話繋がらないや…
…と…チケットに執着しなくなり…
…だんだん…浜田省吾さんのコンサートの発売日も気にしなくなる…




それ以後は…


「ああ、浜省、名古屋にくるんだー」

…と気付いたときには…

…すでに売り切れ…苦笑



歌は…切なくて
声がなんとも魅力的で…
浜省は好きなんだけど…
しばらくは
浜田省吾さんのコンサート…
結果的には…苦笑
ご無沙汰してましたが…


ネットで
浜省のチケットをGETできるようになったことは…

私のような…
不精な人間には…便利な世の中になりまして…




サイトに登録して
ネットで申し込みしておけば…
ウンがよければ…
当選するのよ…行けるのよ!!!




…といっても
今回は…ホールツアー…


噂では…
浜田省吾さんのファンクラブに入ってても
行けないこともあるらしい…???
ホールツアー…


入手困難…
…とのネットでの書き込みを…時々目にしてて
ガイシホールのようなアリーナならともかく…
やっぱホールのチケット入手は無理かな…と思ってたら…



なんと
当たったんですよ!!!



JAPAN CUPも
有馬記念も当たんなかったのに…笑


浜省のチケットは
当たったんですよ!!!




ほぼ…諦め気分だったので
めちゃめちゃ嬉しい!!






チケットは


ダブ屋対策でしょうか??
当日、身分証明書確認の上…引き替えとのこと…


別に…
早く並んだからといって
いい席という訳ではないけど…
職場を定時に出て
全力疾走…
…といっても…
電車に乗ってるだけだけど…笑


でも…
地下鉄…
西高蔵駅で…降りてからは
自然と…早足に…笑



別に…
早く並んだからといって
いい席という訳ではないけど…



おおっ!!
ツアートラックだぁー!!












テンションがめちゃめちゃあがる!!

おおっ!!
ここで…時間喰ってたら…笑…
コンサート始まっちゃいますがな…



はい…

たぶん…ツアートラックに10分ほど…
時間を費やしちゃったからかな…

けっこう
ギリで…
慌てた…慌てた…



さてさて…
モギリの場所で
身分証明書を差し出して
手にしたチケットをみて…


ショック…
凹みます!!



な、なんと3階席の9列目…
な、なんと3階席の9列目…
な、なんと3階席の9列目…


めちゃ楽しみにしてきたのに
よりによって
3階席の後方なんて…


ツアートラックの
写真を撮ってなかったら
いそいできたら…
3階席の前方になったかなぁ??
(そんなことはないみたいだけど…笑)


仕事休んで並んでたら
1階席の前方になったかなぁ??
(そんなことはないみたいだけど…笑)




開演まで
あと10分…


3階席までの階段を昇りながら…
気持ちの立て直しをば…




ひたすら
心に言い聞かせる!!


今回のホールツアー
観れるだけでも
ラッキーなんだ!!


今回のホールツアー
観れるだけでも
ラッキーなんだ!!



…この言葉を心の中で
10回以上繰り返す…笑…



おかげさまで…笑


見事に一瞬で…凹んだ気持ちを回復し…


暗転し…
登場したのは…


1センチの浜田省吾さんだけど…
もうそれはそれは…大満足!!!





「生」で観れて…
1センチの浜田省吾さんだけど…
同じく1センチの町支寛二さんだったけど
本当に…みれてよかった!!


サポートメンバー
ギターの長田進さんも
ベースの美久月千晴さんも
ドラムの小田原豊さんも
キーボードの福田裕彦さんも
サックスの古村敏比古さんも
トランペットの佐々木史郎さんも
トロンボーンの清村太郎さんも
バックコーラスの中嶋ユキノさんも竹内宏美さんも

みんな…1センチだったけど…笑







さてさて
1センチの浜田省吾さんが魅せてくれた


「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015 "Journey of a Songwriter」のライブレポをば…


ここからは
ネタばれになりますので…
注意して…読み進めてくださいな…










実は
新譜「Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター」



…は…
ほとんど聴きこんでなくて…汗…の参戦でアリマス…


だから
新譜の中から演奏された曲名は…実はほとんどわかってなかったけれど…

他のサイトで…
セトリが載っていたのをみつけたので…


それに沿って…笑
私なりの…ライブレポをば…





まずは…

「光の糸」から

スタート!!


歌は…初めて聴くよーなものだけど…
今まで慣れ親しんできた浜田省吾さんの「歌」がそこにある!!



♪未来へ連なる光の糸を 紡いでいこう 
 暗闇に支配されないように~






詞の意図するところは…実に深い!!



実に前向きな気持ちになれる歌!

こんな時代だからこそ
余計に浜省が「生」で聴きたくなるのかも…???



そんなふうに感じながら
手拍子を送る!!!



続いては


「旅するソングライター」


レゲエ調のミディアムテンポに
旅している等身大の浜省の姿が…
自然と浮かんでくる!!


コーラスの女性との
デュエット風の後半も印象的!



♪俺の声は届いているか
 遠く離れても 遠く離れても~





このサビが
心に残る!!残る!!


あてもなく
電車に揺られて
旅がしたくなる…
そんな気持ちにさせられる…

私…ソングライターじゃないけども…笑
かつ…私がイメージしたのは
18切符で各駅停車に揺られてるような…
飯田線に乗ってるような
そんな…イメージだけど…


最初の浜省の挨拶のMCは…簡単に…


「コンサートホールでのツアーは9年ぶり…」
…とのこと…



9年前は…
たぶんSOLD OUTで見れなかったはず…
そう思えば…
1センチの浜省でも…
みられただけラッキー!!




続いては

「マグノリアの小径」


ハモりが…めちゃ美しい!!
スローから始まるミディアムテンポの歌!!


若くない2人が一緒に暮らしていこうといった歌詞でしょうか?

80年代を感じるメロディーライン!

そして
町支寛二さんのバックコーラスがめちゃめちゃ美しい!!
実に…ステキなハーモニーを聴かせてくれる!!…嬉!!



MCは
「前半は…すべて新しいアルバムから…」
(スミマセン!全くもって聴きこんでいない私…汗…)


ここで客席にアンケート
「夫婦で来た人???恋人たちは??親子は??? 
 照れるかもしれないけど…手を繋いでみよう!!」



そう言って


「美しい一夜」

スローなダンスナンバー

愛のある美しい世界が心象風景に広がる…

そして
何と言っても
浜省の唄は…詞が深いよね!!
この唄もそう!!

♪時は時に触れるもの全て色褪せ変えていく~
 ~踊る心感じてる出会った頃のまま~



時の移り変わりを感じながらも…
愛はいつまでも…素敵なんだよなぁ!!…


…そんなふうに
平家物語にある
諸行無常…


でも…
「愛」だけは諸行無常を超越するかも…???
…なんて感じた歌!!
…こんな解釈は…私独自かもしれないけど…


続いては
浜田省吾さん!!


「クリスマス~元旦と…この冬の楽しい時期が一番俺は嫌いです…笑
 でも、イルミで街が明るくなり、恋人たちがはしゃぐのをみているのは好き…
 2016年がみなさんにとって、いい年になりますようにと
 魔が差して作った曲…笑


…と語っての
浜省のクリスマスソング!

「サンシャイン・クリスマスソング」


…なんか…若い頃の淡い思い出が蘇ってくるような…この唄!

浜田省吾さん!
これだけ歳を重ねてても
こんな発想で…こんなに瑞々しい歌がかけちゃうなんて凄いな…


明るく軽快なノリのリズム・そしてメロディーに
私も…気持ちが…若返る!!



歌い終わった後


「君たちの気持ちはよく分かる…」


…といって客層を感じとって…笑…着席を促す浜田省吾さん!!




…笑…








次の曲は


「瓶につめたラブレター」


ドゥ―アップ風の懐かしいメロディー
でも、JAZZの要素も交じってる感じで

歌の世界は
ちょっと片想い的要素のある曲でした…



ここでの
MC…


「10年ぶりのオリジナルアルバム…「My First Love」以来…
 …「My First Love」の中には…「I am Father」という
 力強い理想的な父親を歌っている歌もある一方で…
 その次の曲が、父親が家出しちゃう唄もあり…」


…と語って


その唄

「花火」の1番を歌う
浜田省吾さん!!


♪あの日 すぐに帰るつもりで~


町支寛二さんのバックコーラスがめちゃめちゃ美しい!!


この唄、女の人に評判が悪かった…笑…
でも、男は分かるよね~


…と語り…



次の曲


「五月の絵画」

「花火」で描かれた子供達(娘)が成長する…
そんな大人になった娘が長く会っていない父と再会して和解する
…そんな唄だとのこと…


詞の解釈は…
広がりがあり…めちゃめちゃ深い!!
きっと、さまざまな多様なイメージを膨らませることのできる歌

父と娘のストーリーが
断片的に浮かび上がる!!



歌い終わって
浜田省吾さん!!

「時の流れはときには優しく…時には残酷で…」

…とこの唄をまとめ…






続いては

「ハッピー・バースディ―・ソング」


歌う前は
客席を

町支寛二さん
中嶋ユキノさん
竹内宏美さん
3つのパートに分けて…



お客さん参加型…

「ハッピー・バースディ―」のハモりのレッスン!!…笑


町支寛二さん
手本として

♪ハッピー・バースディ―~


…と唄うも


「r」の発音が悪い!!…笑…と…浜田省吾さんからツッコミが…笑



両親に感謝しつつも
楽しさ漂う…この曲…

客席みんなが

♪ハッピー・バースディ―~
…とハモりながら…大合唱!!

サウンドは…聴き慣れた
浜省サウンド!!






そして

「夢のつづき」





どこかに懐かしさも感じるこの曲…

町支寛二さんのハモりが美しい!!
古村敏比古さんのサックスも
浜省の歌に…色を添える!!

そして
優しさ溢れる
浜田省吾さんの歌に感動もの!!!

いやあ…
ホントステキな曲デス…




続いては

「夜はこれから」

ここからは…激しいビートに
お客さん、総立ち!!

軽快なダンスナンバーで

セットはクラブ
浜省がDJ風???


バックコーラスの
中嶋さん(たぶん)とデュエットで絡む…


今までの浜田さんにはなかったタイプの曲…
でも、こうして新しい試みにチャレンジしていくのは凄い!凄い!


間奏ではメンバー紹介も挟んで
サビの盛り上がりは…
いつもの心地よい浜省サウンド!!





そして

「恋する気分」


実に爽やかな感じの曲調…


初々しい出会いから恋落ちていく二人が描かれる


初めて聴いただけでも
あっ!浜省だー!!
…と思えるメロディーライン!!
バックコーラスの素敵なハーモニー…

初めてきいただけで
肩の力がすぅっと抜けて
リラックスできちゃう…
めちゃイイ感じの曲でした!!







「きっと明日」



失恋をした彼女を見守る

その彼女に恋する…
第3者の主人公…の彼…


歌詞は
とことん前向き…



♪きっと明日~


のリフレインが心に残る…



そして
1時間半にも及ぶ
1部のラストに歌われた


「アジアの風 青空 祈り」3部作が実に凄かった!!


鳥肌ものの浜省の世界に
固唾を呑んで…じっと浜省をみつめていた
私に気付く!!



「アジアの風 青空 祈りpart1 風」


…は…戦争で亡くなった兵士へのレクイエム
反戦の願いが強く感じられる


「アジアの風 青空 祈りpart2 青空」

原爆
東日本大震災
メルトダウン

それに対する
国家を動かす人達の対応に「祈り」というよりも
「怒り」の「叫び」のように感じられる!!


平和と言う言葉を掲げながら
戦争への道を進もうとしているような危惧感

平和は武力の威嚇では得られないと言った
はっきりとしたメッセージが伝わってくる…





「アジアの風 青空 祈りpart3 祈り」



メロディーは…とことん切ない…

より個に内包していく感じで
まさしく「祈り」そのものに感じる…
「生命」を強く感じながら
祈らずにはいられない…



テーマは
果てしなく重い…



曲の終わりへと向かう
インストの曲調は…
どこまでも壮大で…ドラマテックで…




まるで
壮大なスケールで
映画をみているかのような
3部作でした!!


ホントに
浜省は!凄い!!凄い!!


もう感動のあまり
目頭に溢れんばかりの熱いものを感じずにはいられない…





1部のラストは


「誓い」

死というものを正面から描く
今までの浜省にはみられなかったテーマでの1曲…



等身大の
飾らない
浜田省吾さんが垣間見えて
感無量…


♪海を漕ぎだしたら 生まれたところへと
 長く短い旅の終わりを祝って~



死を前向きに肯定的に捉えて
今を精一杯生きていく…



歌からそんな想いが感じられる…


今の浜田省吾さんが感じられて
なんとも心に深く残る
1部ラストの1曲なのでした…




ではでは…

次回…後篇(2部)に続く…