名鉄太田川駅前で開催された
2022年の晩秋に行われた第４回大道芸フェスティバル初日に…
夢のような…夢のような…夢のような…といっても、実際はそんな夢をみたことはないけど…
私の御贔屓の青ジャージの女性こと加納真実さんと
これまた、こういった大道芸フェスがあれば、必ず観ておきたいと思ってる「ゼロコ（ZEROKO）」の2人組とのコラボショーが
名鉄太田川駅前の芝生広場の会場で行われるという…
『加納真実×ゼロコ』
まさに、ここでしか見られない限界コラボショー
楽しみ！楽しみ！！
…と思っていてワクワクしてた…まさに、そのとおりの笑いに笑った限界コラボショーでありました…
基本的には「ゼロコ（ZEROKO）」の持ちネタ、パフォーマンスに加納真実さんが参加する！
加納真実さんの持ちネタ、パフォーマンスに「ゼロコ（ZEROKO）」が参加する演出構成…
これが、それぞれのソロのパフォーマンスだけでも、めちゃ笑えるのに…「ゼロコ（ZEROKO）」の持ちネタに加納真実さんが加わると…加納真実さんの持ちネタに「ゼロコ（ZEROKO）」の二人が加わると
想像以上の化学反応が起きて…めちゃめちゃ可笑しかったのよ！！
まずは「ゼロコ（ZEROKO）」の二人が登場…
ステージで自己紹介をするように、ステージの前に出てきたら
突然「ばいーん！！」と跳ね上がる角谷さん！
どうやら、ステージのとあるエリアにだけ、なにか不思議な現象が起きてるに違いないと、傘を差しだせば
そのエリアにつけた途端、傘が
「ばいーん！！」と跳ね上がるのよ！！！
この技は、もうお見事！！ホント傘が跳ね上がっているようにみえちゃう！みえちゃう！！
重力がこのエリアだけ、逆さまみたいに…逆さま（サカサマ）…そう傘（カサ）だけに？？
もちろん、踏めばごらんのように「ばい～ん」！！
濱口さんがロープの輪を持ってきて、跳ね上がるエリアを目印のようにして、置いて…
そこにやってきたのが、青ジャージならぬ「ゼロコ（ZEROKO）」の二人と同じように、黒づくめの衣装で登場した加納真実さん
いかにも、そのエリアを踏んで「ばいーん！！」と跳ね上がるかと思いきや…ただ…ただ通り過ぎる加納真実さんが実にオカシイ！！
「ゼロコ（ZEROKO）」の二人に呼び止められて
今度は、加納真実さん、お約束の「ばいーん！！」
さらには、踏みそうで踏まない…踏むとみせかけて踏まない…笑…加納真実さんと「ゼロコ（ZEROKO）」の掛け合いがおかしくて…おかしくて…
で、「ゼロコ（ZEROKO）」の隙をついたタイミングで「ばい～ん！」
ここからは、黒ずくめの加納真実さんの持ちネタの準備体操を「ゼロコ（ZEROKO）」のお二人も一緒に…
三人がステージに横たわった状態で
準備体操でかかるBGMは「追いかけてヨコハマ」
起き上がって
中●みゆきさんのこの唄に合わせて
けだるくカスタネットを叩く！！…笑
「ゼロコ（ZEROKO）」のお二人も、コンパクトな打楽器を手にして
三人背中合わせで、微妙に廻ってる…まるでゼンマイ仕掛けの人形のように…
そして、曲のサビでは、クスリでも打ったかのように、豹変して、打楽器を叩きながらステージが狭しとばかりに、跳ね上がり踊りまくる！！
決めのポーズがばっちり決まったところで…
さあ、始まった…といっても、もう十分すでに楽しんじゃってますけど…
時間、時間！
「時間、時間！」「加納とゼロコの時間！！」 「イン日本大道芸」
三人見事に揃ってる！！！
まずは、「ゼロコ（ZEROKO）」の持ちネタ
チャップリンの無声映画を彷彿させる…やってることは、なんだかドリフターズの「8時だよ！全員集合」のコントを想い出しちゃうような…
「ティータイム」の場面でのコント…笑
「様々なTeatime」
基本的には「ゼロコ（ZEROKO）」のお二人が部屋でお茶を呑もうとしているときに、なぜかティーカップをもって、加納真実さんが遊びにくる…そんな場面設定
「ゼロコ（ZEROKO）」の二人がお茶を呑もうとすると…
加納真実さんが、遊びに来た…ほら片手にティーカップだけをもって…
三人揃って、ティーを飲み干して…これがフツーの設定…
これが、ベースとなって…
「足を止めずに」
ずっと動き回る！動き回る！！！動き回りながら、紅茶を飲む…（笑）
ここで加納真実さんがやってきた…
おお、走る！走る！動き回る！！ときには、ステージを降りて、客席の方まで…
さすがに私も走り回りながら、紅茶を飲んだ経験は一度もないかも…笑
幽霊で
持とうと思ってもすり抜ける…ドタバタコント
なんか、加納真実さん、はまり役…妙に似合ってるような…
続いては、加納真実さんの鉄板ネタ
シュールさすら漂う雰囲気の中に…
強烈な…いや強烈過ぎる笑いを誘う…
まずは
おなじみの
もてないどころか…
暗い暗い…孤独感漂う独身女性の…婚活？？…の
パフォーマンス
いや、な、なんと青ジャージ増殖！！
暗い暗い…孤独感漂う独身女性のみならず独身男性二人も巻き込んだ…婚活？？…のパフォーマンス
鉄板の
鉄板でありながら
いつも以上に泣けるくらいに笑える…
…重々しいＢＧＭの…
あの…マイナーコードの名曲…
五●真弓の「恋人よ」の曲に合わせて…
奏でるリコーダーの
ちょいと外れた音は…より暗さを充満させて
哀愁を…もとい…涙を誘う…（笑いのねっ！）
脇を固めるシェイカーや打楽器を鳴らしながら、無表情な「ゼロコ（ZEROKO）」の顔芸もおかしい
物悲しい独身女性＆独身男性が
枯れ木になって枯れ葉を散らせる…
そこでみつけた…
客席の中にいる一方的な意中の恋人…笑…
客席の中に
「恋人候補」をみつけ…
…そこへ…一目散に…
わき目も振らず…駆け寄る…
加納真実さんの意中の恋人は、まさか、まさかのこの私…
青ジャージの女性、大接近の図…
でも…
ここはお約束の「お断り」
続いては、パンをかじりながら…それも、みんなマスクをしたまま食べようとしている
そこで客席からみつける…
意中の恋人探し…笑…
悪役プロレスラーの
場外乱闘のように
客席に乱入！！
加納真実さんが踏み込めば
そこは狂乱乱舞！！
阿鼻叫喚？？？
お客さんから
悲鳴とも受け取れる声が…鳴り響く…笑…子供が逃げ回る！！
ただの
恋人探し…笑…なのに？？
でも、「ゼロコ（ZEROKO）」のお二人からの求愛は、案外、心の中で、OK！と思ってるお客さんもいたりして
夕陽に向かって…いや…一方通行の意中の人に向かって…突進する図
加納真実さんは、フラれフラれて、「交際して」と書いてあった紙を引き裂いて、お客さんに投げ八つ当たりする図は、いつものごとく…恨みが表出する感じ
濱口さんも、フラれフラれて…こんなにフラれることはきっと初体験のはず…笑…それにしても、青ジャージが、妙に様になってる感じが…
ラストは、三人揃って
「まずは、お茶、から」
しかし、その願いも届かず
恋に破れて…
蹴躓く…
〆は…
やはり…恋人募集中…笑
もう三人の「青の世界」…もう、心から笑えちゃう！！
さてさて、いつもの加納真実さんのパフォーマンスのように、ステージ上に散らかった紙屑や、枯れ葉、パンを片づけるのは、目が合ったお客さん！！
これは、掃除をさせる人を、濱口さんが選んでいる図…婚活よりも簡単に見つけることができたようで
さてさて、『加納真実×ゼロコ』のコラボショーのラストのパフォーマンスは
「ああ」
日常の中で、言葉が出ずに…つい「ああ」と言葉が漏れる瞬間ってあるよね…あるいは、「ああ」の吐息で言葉にせずに、すましてしまうことってあるよね…
そんなシーンを…3人のパントマイムで、言葉を使わないショートコントで、表現しちゃう！！
「ああ、扉が堅くてあかない…」
ほら、そんなときに、早速「ああ…」と漏れる言葉が…笑
「ゼロコ（ZEROKO）」のお二人が不穏な雰囲気…まるで、ロシアとウクライナみたいに…
おお、武力行使だ！！…いや、ここはスポーツ、相撲で…対決…
濱口さんは角谷さんに投げられ…
濱口さんから漏れる言葉は…笑
インディアンのものまね「あああああ…」…笑
そうそう「ああ」のパフォーマンス中でも、特定のエリアに足を踏み入れたら「ばい～ん！！」
「ああ」だからといって、「ばい～ん！！」を「あ、あい～ん！！」にしたら、志村けんさんになっちゃいそうだし…笑
「ああ、倒れてる」…の「ああ」
…と思いきや、一人でゾンビのように起き上がった…
ああ、驚いた！！！
そんな二人が、またまたロシア、ウクライナ間状態に
またまた、相撲で…
今度は予想を反して
角谷さんが投げられ「ああ、痛たたた…」
ラストはキャチボール
でもお客さんに手渡し投げてもらった見えない球が、空の中へ果てしなく…どこかに飛んでいってしまって…
漏れる言葉は「ああ…」
ラストは、青ジャージのまま三人揃って、ティーを呑んで
「ああ」と吐息を…笑
もう笑い過ぎて、楽しすぎて、時間が経つのが「ああっ」という間でした…
『加納真実×ゼロコ』のパフォーマンスをみながら
時には「おおっ」て驚いたり、「ええっ」とびっくりしたり、「ううっ」と感心させられたりしながら
なんといっても、このコラボショーは最高に楽しくて
めちゃめちゃ「ええ」のよ！！めちゃめちゃ「いい」のよ！！
ああ、楽しかったぁあ…
作家スタンダールの作品に「赤と黒」と言った素晴らしい傑作があるけど
「ゼロコ（ZEROKO）」と加納真実さんの
「青と黒」も最高！！
コロナ禍で、心がスタンダール？？…もとい…スサンドール（荒んどる）私にとっては、笑って笑って、心の良薬になったような、実に楽しいコラボショーでありました！！
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