2022年晩秋に行われた
第4回日本大道芸フェスティバル初日…
名鉄太田川駅前の大屋根広場で…
続いては、初めて「生」で観た「ゴンゾー」さん
随分、もうウン年以上前にTVのお笑い番組でちょっとだけ観た記憶が残ってて
それは、小太りな体型ながら、奇抜な格好で、タンバリンを叩く…それが、見た目とは違って、あまりにも機敏にリズミカルに鳴らすものだから、もう、その動きと見た目のギャップがオモシロかった記憶が残ってて…そんな「ゴンゾー」さん
もうTVでみたまんま…でした…それ以上の笑いもそれ以下の笑いもない…笑…ただ小太りの見た目とは裏腹の機敏な動きがオモシロくて!!それと、タンブリンを振っている時の無機質そうに感じる表情、顔芸も面白くて
もう出オチのように、この格好でステージに出てきただけで笑いが起きる!!
「タンバリンを叩く仕事をしている」とまずは、開口一番のご挨拶
「たいしたことはしません、タンバリンを叩いて跳ぶだけ…笑…ジャンルはお笑い芸人、他の人はパフォーマー、アーティストと呼ばれているけど、私はお笑い人間、たいしたことはしなくて、口先三寸でお金をとる…お笑い人間とはそういうもの」とか言いながら音響チェックに戸惑うゴンゾーさん
なんでも、音響の摘みを間違えていたそうで…
「太田川駅前でタンブリンを叩くだけだけど、オモシロくなくても目で笑ってくれ!目を細めると笑っているように見える」といいながら
ご挨拶代わりの1曲目は
REBECCAの「フレンズ」
音量は最初、小さかったけど、PAスタッフが大きくしてくれて、音量の大きさに比例して沸き起こる手拍子
タンバリン捌きが絶妙!サビではジャンプ!頭も連続で叩いて使って、見事なタンブリン芸!!
終わったと思ったら、また「フレンズ」のイントロが頭から流れて、機敏な動きで慌てて音楽を止める「ゴンゾー」さん!
踊り??終えて
「想定外だった…途中、スピーカーから音が出なくなってた…振動に弱いのかも…下ろしましょう!」とPAの機器をステージから降ろして
自身の全身タイツの格好を指さし
外でやっちゃいけない格好、こないだ六本木、ハロウィンの日、外国人の方とか上半身裸で羽根をつけたりしていた、そんな中を、この格好で歩いていたら、お巡りさんが寄ってきて、すぐに着替えてきなさいとおこられたそうな…
さらに
この格好では、NHKのEテレでは、教育上よくないとのことで、スーツに着替えて出演したとか
お子さんにみせてはいけない格好でタンバリンを叩いている…と笑いながら「うちの子にこういうことが影響したらまずいな…と思われる方は、自主的に自粛をお願いします」と言いながら、最前列の親子連れの方と目を合わせて「1歳で、これをみちゃいました?もし、将来、タンバリンとかお笑い芸人になるとか、言い出したら止めてくださいね…ろくなことはない…」と口にし、その隣の方に寒くないかを尋ねて、笑える一言
「おじさんは暑いんだ!体重110キロ、年齢36、血圧が170-120、即ち、高血圧…この汗は、暑さはもちろん、頭痛からもくるもの、冷や汗だ」と
さらに「愛知県に縁のあるクリニック、高須クリニックのCMに出ていた話題をしながら、その高須クリニックで受診をして、膝を観てもらったら、体重が増え過ぎて、かつ血管が詰まりそうとのことで、タンバリンは一日1曲までと言われている…ドクターストップです」と笑えるトーク
でも、私一人では、1曲だけど、一緒にみなさんがやってくれるなら、もう1曲やってもいいよと言われている…となんの根拠も感じられないけど、とにかくもう1曲、踊ってタンブリンを叩いてもよいそうで…
よく分からないウイルスが、このところ悪さをしていて、近くに言っちゃいけない、2メートル離れなくちゃいけないといったルールがあって、みなさんをステージにあげることはできないけど、今、座ってる席からであれば、一緒にタンバリンが叩けると語って…
「では、お手持ちのタンバリンを…笑」
な、なんと、持っている人が一人いた!!
「他は誰も持ってないの?僕が来るってこと知ってましたよね…私のことを知らなくても「ゴンゾー」って誰だろう、そう思ったときはウキペディアなどで調べておく…タンバリンを持って変な格好をしている人?じゃあ、タンバリンを持っていった方がいいんじゃいかと、そう思って行動する…それが立派な社会人ですよ…笑」
と笑わせて
「でもここは想像力で、タンバリンを持っているつもりで…」と
一緒に手ぶりや鳴らし方のレクチャーを伝授しつつ
先程、1回目のショーをしたけど、さっきと一緒、構成は一緒でも場所が違うと…語りつつ
表情までもレクチャー、上目遣いでアヒル口と
そして、サビでは足を使ってタンバリンを…激しい激しい…
思わず笑い声が…客席から湧き上がる!
「次の曲は、JAS〇ACが管理しているので映像を録ってSNSにアップすると、お宅にJAS〇ACの担当者の方がうかがいます…で、困ったことになるかも知れないので、録った動画はアップロードしないで」と、笑いながら諸注意を…
そして
踊るは、タンバリンを鳴らすは
AKB48の「ヘビーローテーション」
1番だけ…笑…だけど、お客さんと一緒に、それは見事な一体感…
終わったと思ったら、また「ヘビーローテーション」のイントロが頭から流れて、機敏な動きで慌てて音楽を止める「ゴンゾー」さん!
演奏を終えて「時間がめちゃ押している??」とスタッフに訊きながら「いや、大丈夫みたいなので…でも時間は大丈夫だけど、問題は私の身体…」
「なので、次の曲でラストに…」と言ったらすぐに
「最後の演目と言われたら、名残惜しそうに「エー」というものだ」と、ここもお客さんをレクチャーして
もう1回、みんなで「えー」
「ヘビーローテーション」の演奏時と同様、それは見事な一体感の「え~」
最後の曲は、タンバリンを替えて、黒いゴム紐がついているタンバリンを使って
「この黒いゴム紐はバカにはみえない…みなさんにはみえているようで…」と笑わせながら「この黒いゴム紐で、タンバリンと腕が一体化、これを別名「ペガサス流線形」…みなさんの目の前を飛んで行く…けど、手元に戻ってくる…とみせつけ
「みなさん、目の前に飛んで行くけど、掴まないでくださいね…」とお願いをして、ラストの曲は
聖闘士星矢 オープニングテーマ曲「ペガサス幻想」
タンバリンを激しく鳴らし、
サビでは跳ぶ!跳ぶ!!タンバリンがお客さんの頭上をめがけて…
終わったと思ったら、また「ヘビーローテーション」のイントロが頭から流れて、機敏な動きで慌てて音楽を止める「ゴンゾー」さん!
慌てて止めて一言「もう無理―!!」
小太りな体型ながら、奇抜な格好で、でもタンバリン捌きが絶妙!そのギャップが面白いのであって…
瘦せたりしたら、衣装を普通のスーツにしたら、きっと、さほど面白くなくなってしまうのかも…
なんせ、出オチのような芸風ですから…
ステージに登場したときが一番盛り上がっていたような??
とここまで…大屋根広場で、8組も連続でみたんだな…
これぞ「ゴンゾー」ならぬ
「コンジョー(根性)」でも、腰が痛たたた…苦笑
でも、呑めば腰の痛みなんて…回復…笑
居酒屋に「サンジョー!(参上)」
「ゴンゾー」ならぬ「カンゾー(肝臓)」に負担がかからないように、呑み過ぎに注意…してね…
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