こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[ビブリオ]

2017-12-02 17:04:33 | 発信する
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句・アクティブラーニングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[ビブリオ]です。

新聞記事で気になるものがありました。それは、「ビブリオ」です。恥ずかしながら、「ビブリオ」をしりませんでした。11月30日(木)読売新聞朝刊12版。「ビブリオ」授業で、部活で。

▲11月30日(木)読売新聞記事


ビブリオバトルについてはこちらから


ビブリオとは、大学の研究室で始まったものです。数人のグループで、それぞれが自分のお勧めの本を持ち寄り、プレゼンテーションします。そして、そのプレゼン―ションは5分。原稿をみないで行います。その後2.3分その発表の質問の時間です。そして最終的に、どの本が一番読みたいか投票するものです。

面白い。面白い。とても興味がわきます。これまでは、各地の図書館が主体でしたが2016年から中学や高校の教科書で取り上げられ、小中高校に広がりをみせているそうです。

記事では、兵庫県の進学校である県立長田高校のことが載っています。同校では、野球部の永井伸哉監督が「ビブリオ」を取り入れています。以前部員に読書感想文を書かせとこと、うまく自分の考えを表現できなかったそうです。永井監督は、ビブリオを通して、部活動とは違う姿をみることあるそうです。

12月17日に大学生の「全国大学ビブリオバトル首都圏大会」が開催されます。観覧をホームページから応募しました。実際に見て、感想をまたブログに載せたいと思います。

5分という時間は、とても長いです。今通っているアナウンサー教室では、30秒で自己PRに取り組みましたが、その30秒でさえ、練習すると長く感じます。その5分を何度も計測しながら暗記した文章で本を紹介する。ゲームの要素もあるので、子供達は楽しく取り組めるものと思います。これこそアクティブラーニングです。発信は生徒。批評も生徒。本が対象であるなら、参加者は積極的に意見を言う事ができます。そして、紹介された本を読んでみたいと思うでしょう。

私が「こくご」塾で取り入れるなら、読んだ本の紹介はもちろんですが、好きな四字熟語・故事成語・百人一首・詩などをテーマとします。本ではないでの、プレゼンテーション時間を3分でもいいでしょう。他にも、以前の幼児教室で意外な発見のあった「宝物」。生徒達は意外なものを大切にしていて、感心しました。「趣味」「好きな芸能人」「好きな映画」好きなものばかりでなく、「嫌いなもの」でもいいと思います。この「ビブリオ」方式は応用ができる学習法です。さっそく自分でもやってみたいと思います。時間を計って、滑舌よく。


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