こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[体を動かす授業]

2017-12-09 19:32:45 | 勉強のやり方

はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[体を動かす授業]です。

中学3年生の授業がありました。英語の授業なのですが、面接があるので、30秒で自分の名前と長所を発表しました。これは、滑舌をよくし授業で正しい日本語を話すために通っているアナウンサー教室の授業取り組んだものです。さて、中学生はできるでしょうか?

それが、できるのです。全体的に、初回にしてはよくできていました。アナウンサー教室に通っている大学生より上手でした。
1 ゆっくり
2 自分の名前は丁寧に言う
3 「えっと」を言わない
12名のクラスでしたが、最後にいくほどハードルがあがっています。これは、練習してくださいと伝えました。そして、次回は短所をテーマにします。

授業中も、座っていると眠くなる生徒がいるので、今回は新しい試みをしました。長文読解の問題です。二人の中学生が未来の夢について語る、会話文です。
1 黙読をする
2 終わった人から教室の端に行き、音読を始める
3 全員が立ち上がったら、隣の席の人と役割を決めて読む練習(身ぶりあり、大袈裟に)
4 一度座り、全員でピリオドで区切って音読
5 本文の内容の確認
6 問題を解く
今回分かったことは、黙読をするペース。一人とても早い生徒がいましたが、だいたい、同じくらいの時間で読み終わりました。そして、じっくり読みすぎる生徒は、自分が読むペースが遅いと気がついたようです。短い文章ならじっくり読むこともいいです。しかし、長文で設問が内容の正誤を選ぶ問題では、問題も設問も速く正確に読む必要があります。その時は、少しくらい知らない単語があっても読みとばして全体を把握することが大切です。今回意外な発見でしたが、男子生徒で会話に感情と身ぶりをつける生徒がいました。そこで、途中から身ぶりを入れるように声かけをしました。

クラスの大半が長文問題を苦手と言っています。とにかく、長文アレルギーを取り除きたいです。読めばできる。とにかく読む。

生徒には、受検問題の長文を解くとき、時間を計るように伝えています。
1 時間を計り、まず、一回解く。
2 答え合わせをする
3 全文章の日本語訳を読む
4 英文を音読する
5 もう一度同じ問題を解く(必ず時間を計る。一回目より短い時間でできることを確認する)これを繰り返すように言っています。同じ問題でいいのです。日本語を読み音読してから、解きなおしをすると、こんなところに解答が書いてあったと、確認できるのです。

クリスマスもお正月も、去年のように楽しめない受験生たち。学校が休みになったら追い込みです。風邪をひかないようにしてほしいです。

▲仕事帰りに遠くに夕焼けを見ました
久しぶりに感動です