こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[大人の喧嘩]

2017-12-08 19:16:18 | 体験する
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[大人の喧嘩]です。

通勤・通学でラッシュの電車の中はストレスだらけです。電車事故などで遅延しようものなら、乗客の怒りはピークに達します。駅では、遅延のため乗り換えの情報を拡声器でお知らせしている駅員さんと喧嘩口調で話しをしている人もいます。気持ちはわかります。時間に余裕を持って出かける場合はいいのですが、何かの事情でぎりぎり出発になった場合、もうお先真っ暗です。

事故がなくても、パーソナルスペースといって、人が近くにいると不快になるエリアがありますが、そんなものは関係なく、人と人が押し合いしている車内。喧嘩になっても、不思議はありません。一昨日の晩、友達M子さんから一通のラインがありました。女性同士の喧嘩です。突き飛ばしたのどうのと、ホームで揉み合い。駅員さんが止めていたようです。M子さんは、以前にも女性同士の喧嘩に遭遇したことがあるそうです。その時はホームで、倒れこみ強烈なつかみあい。会話の内容から、男女関係のもつれのようだったそうです。男性同士も喧嘩もあったそうです。それは、車中。満員電車でM子さんを間にはさんで、男性同士の喧嘩勃発。最初、M子さんは巻き込まれないように、我慢していましたが、男性同士はヒートアップ。しかし、一人の男性の手が、M子さんの頭に接触。M子さんの言葉を借りると「プチっときてしまった」そうです。
「ちょっと!やめてくれる?朝からうっとうしいんだよ。次の駅で降りてやってくれ。」
一喝。男二人は、
「すみません。」
みごとな大岡裁きです。遠山の金さんなら、ここで桜吹雪の入れ墨のご披露。周りにいた乗客の代弁をし、なおかつ男性同士の引くに引けない意地をバッサリです。

満員電車ではないのですが、私も男性同士の喧嘩を見たことがあります。主人と休日に出かける際、車中は空いていました。40代くらいの男性と60代の男性が、静かな言い争いをしています。どうも、60代男性が40代男性にぶつかり、誤らかなったという内容。60代の男性が会話で、「あんた」と言うと、40代の男性がその都度「あなたに「あんた」と呼ばれなくない。」と訂正が入る、とても理屈っぽい喧嘩。声をあらげることはないのですが、エンドレスは言い争い「ここで話しての仕方ないので、次の駅で降りましょう。」
と40代の男性が提案すると、60代の男性も合意して降りていきました。主人と、
「どうなるのかな?」と心配してしまいました。
大人になると大きな声をあげて喧嘩をすることがなくなります。我慢しているからでしょう。しかし、相手が知らない人となると、そのモードが切れてしまい喧嘩になりやすいような気がします。そしてギャラリーがいるので、喧嘩を終わらせたくてもできなくなる場合もあります。喧嘩に遭遇すると、野次馬根性がメラメラわきあがり「見たい」と思ってしまう自分もいます。

私の中学のT先生は男性ですが手の小指の爪を伸ばしていました。何故か、理由を聞くと、
「喧嘩をしないため」
喧嘩をしそうになって、拳を握ると小指の爪があたり「喧嘩はいけない」と戒めるためだそうです。T先生は当時25歳前後。まだ若くて、喧嘩する機会も多かったのでしょうか。喧嘩防止に、小指の爪をのばすのがいいかもしれませんね。


▲偶然見た山手線キャラつき
この電車なら喧嘩はしないかも