昨日の話を書いた後で、
ちょっと心配になりました。
役者って、真剣にお芝居してるみたいで、
意外に、いい加減なことしてるのね~、
と思われたんじゃないか、って。
あ、あの、誤解のないよう、
少し付け加えたいと思います。
こういう目の奥での会話って、
よくやることで、
決して集中力がない、ということではないんです。
新人さんは、集中してるつもりで、
周りが全く見えなくなってたりするんですが、
そういう余裕のなさの方が危ないんですね。
その場で、真剣に生きながら、
どこかでは必ず、
冷めた目で自分を見ている。
これが役者に必要なんです。
トラブったときなんて、
セリフを喋りながら、
目だけで、
(どうする?)
(そっちに頼んだ!)
(おいっ!)
なんて会話してたりしますから。
というか、こういうことって、
我々役者より、他のお仕事の方が、
やっておられるかもしれませんね。
クライアントに説明しながら、
隣にいる同僚と、
(今の質問、どう答える?)
なんて。
そう思うと、人間って、
本当に複雑なことができる、
すごい生き物なんだなって思います。
そうか・・・。
そんな複雑な人間を、
まだまだ私は単純にしか、
表現できてないよなぁ。
話が違う方向に行って、
なんか、ちょっと、へこみそう
ホントに、芝居の道は遠いわ・・・。
また精進いたします。
だけど・・・、
30年もアメリカで暮らしてたんだから、
ちょっとぐらい日本語が変でも、
当たり前だよね~
(などと、また自分を甘やかしてみる)
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ある日の稽古場
さて、これは本編とはなんの関係もない、
Aチームのダメ出しの写真です。
じっとダメ出しを聞いていた、
Aチームの文代叔母さん(大塚みどりさん)、
何を思ったか、突然、床に溶けた!(笑)
横の2人の「間」が、なんとも言えない!
事実のおかしさは、芝居を超えます
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