望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話・稽古場編・・・実は、けっこう恥ずかしい話<追伸>

2013-09-09 00:05:10 | 舞台・ウラ話

昨日の話を書いた後で、
ちょっと心配になりました。

役者って、真剣にお芝居してるみたいで、
意外に、いい加減なことしてるのね~、

と思われたんじゃないか、って。


あ、あの、誤解のないよう、
少し付け加えたいと思います。

こういう目の奥での会話って、
よくやることで、
決して集中力がない、ということではないんです。


新人さんは、集中してるつもりで、
周りが全く見えなくなってたりするんですが、
そういう余裕のなさの方が危ないんですね。

その場で、真剣に生きながら、
どこかでは必ず、
冷めた目で自分を見ている。

これが役者に必要なんです。


トラブったときなんて、
セリフを喋りながら、
目だけで、

(どうする?)
(そっちに頼んだ!)
(おいっ!)

なんて会話してたりしますから。



というか、こういうことって、

我々役者より、他のお仕事の方が、
やっておられるかもしれませんね。

クライアントに説明しながら、
隣にいる同僚と、
(今の質問、どう答える?)
なんて。


そう思うと、人間って、
本当に複雑なことができる、
すごい生き物なんだなって思います。


そうか・・・。

そんな複雑な人間を、
まだまだ私は単純にしか、
表現できてないよなぁ。

話が違う方向に行って、
なんか、ちょっと、へこみそう 

ホントに、芝居の道は遠いわ・・・。

また精進いたします。


だけど・・・、

30年もアメリカで暮らしてたんだから、
ちょっとぐらい日本語が変でも、
当たり前だよね~
(などと、また自分を甘やかしてみる


―――――――――
ある日の稽古場

さて、これは本編とはなんの関係もない、
Aチームのダメ出しの写真です。

じっとダメ出しを聞いていた、
Aチームの文代叔母さん(大塚みどりさん)、


何を思ったか、突然、床に溶けた!(笑)


横の2人の「間」が、なんとも言えない!

事実のおかしさは、芝居を超えます 
―――――――――



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