望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話・稽古場編・・・・たかが小道具、されど・・・(その1)

2013-09-10 00:13:07 | 舞台・ウラ話

かなり延々と、セリフの話が続いたので、
今度は小道具の話でも。


芝居には、いろいろと小道具が登場します。

そして、我々小劇場の人間は、
それを自分たちで用意します。


探し回って買うものもありますが、

最重要課題が、

 <お金を使わない!> こと。

だから、
 <タダで何とか手に入れる> か、

出来るものは、
 <自分たちで作る!>

これが基本です。


でも意外なことに、
それだけ自分で苦労しているくせに、

人の芝居を観に行ったときには、
気づかないんですよね、小道具って。

あとで出演者に苦労話を聞いて、

(??? そんなのあったっけ?)

みたいなことも。


だから、こっちが頑張って作っても、
お客様は、それほど気がつかない、
ってことはわかってるんです。

でも、

作る側は、やっぱり頑張るんですよね。

今回も役者たちは、人知れず、
いろいろと頑張っていたのでゴザイマス。



まず、タダで手に入れるために、
みんなで手分けして、集めてきたものが、

これ。


認知症の介護施設や、ケアサービスのパンフレット。

福祉事務所や、区の公共施設の説明書を、
みんなで読んで勉強するというシーンで、

たくさん使います。


でも、せっかくなら、これはリアルにいきたい、
・・・その方が、作るより楽だし 

ということで、

「各々、自分の地元の役所に行って、
 介護関係のパンフレットを取ってくること」

というミッションが下りました。


ちょうど、折も折、
区役所に用事があったので、
「じゃぁ私、〇〇〇区、取ってくるねー」

と気楽に請け負い、
区役所に行ったのですが・・・。


   ・・・・・・・・?


    どうして?



   (つづく)









人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ