東京丸の内にある出光美術館では
10月13日まで宗像大社国宝展を開催しています。
福岡県宗像市(むなかたし)の辺津宮(へつぐう)
玄界灘の大島にある中津宮(なかつぐう)
朝鮮半島と日本の中間にある沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)
その三か所には天照大御神の娘の
三人の女神をそれぞれ祀っています。
この三宮をあわせて宗像大社と呼びます。
特に沖ノ島は日本と大陸を結ぶ会場交通の要衝とされ
古墳時代から平安時代にわたる約8万点の
出土品はほぼ国宝に指定されているという神の島、
別名「海の正倉院」といわれているそうです。
鏡・玉・武具・馬具などの神宝など67点
朝鮮や中国、ペルシャの工芸品など
全部で106点の作品の展示です。
国宝をこれほどまとめて鑑賞できる機会は
めったにありません。
宣伝が地味なので、
話題にはあまりのぼらないようですが
素晴らしい美術展です。