地下鉄竹橋駅より徒歩3分の東京国立近代美術館で
菱田春草展(~11月3日)を開催しています。
菱田春草(1874-1911)は
東京美術学校(現在の東京藝術大学に1949年包括される)
卒業後は岡倉天心の日本美術院創立に参加。
色をぼかし空気を表現した朦朧体(モウロウタイ)の時期を経て
背景をほとんど描かない画風に変わります。
その代表作が落葉や黒い猫などの名作。
36歳の若さで亡くなるまでの画業15年間の作品には
近代芸術家の中で最も多い重要文化財4点があります。
菱田春草(1874-1911)の日本画は繊細で美しく、
日本人の心を捉える日本画家の一人でしょう。
都会で紅葉の木々を一足早く感じたいなら、
ぜひこの菱田春草展へ。