日本屈指の渓谷美を誇る
西沢渓谷の紅葉を
10月下旬に楽しんできました。
塩山駅からバスで約50分。
笛吹川上流部にある渓谷で、
花崗岩の岩盤を流れる滝や甌穴で有名です。
バス停から最深部の七ッ釜五段の滝まで
渓谷沿いに歩き、
帰路は山腹につけられた森林軌道跡を
歩く周遊コースです。
11:15
西沢渓谷入口バス停から
笛吹川沿いの舗装された林道歩き始めると
美しい紅葉が出迎えてくれる。
11:29
眼下の笛吹川を眺めながら
舗装された林道を行く。
頭上を覆う紅葉。
ナレイ沢橋を渡る。
11:31
ネトリの広場
11:33
比較的平坦な広い道
11:34
右に甲武信岳への新道あり。
11:39
渓谷を眺めながら
道は少しづつ山道らしくなる。
道幅が広く歩きやすい。
11:43
カラマツ林の中に
西沢山荘が見えてきた。
ここで、ちょっと早いけどランチタイム
ランチ後は山荘を出発し、分岐を右に進む。
12:18
人一人が通れる細い山道に
かわってきた。
風景も山岳的になる。
12:23
二俣吊橋を渡ると急登。
山道の途中に表識あり。
ここからが正式な西沢渓谷だ。
12:32
緩やかなアップダウンを繰り返すと
左側の木々の間からみえたのは
大久保の滝
12:42
三重の滝
滝自体は低く迫力はまあまあだけど
滝壺の水の色が美しい。
12:48
上流に向かって渓谷沿いを歩く。
振り返って見た三重の滝と滝見台。
12:52
フグ岩
コバルトブルーの水は
鉱物が含まれているので
美しいが飲料水にはならない。
12:54
ウナギの床
12:56
人面洞は暗い渕。
これからはいくつかの滝が現れ
それぞれ違った雰囲気があるので
楽しみながら鑑賞したい。
13:02
花崗岩をきれいに丸くえぐった竜神の滝
13:06
恋糸の滝
13:10
貞泉の滝
13:17
鎖などで整備された渓谷沿いの道をたどる。
13:19
母胎渕
浸食により深くえぐられた岩の中を
水が激しく渦を巻いて流れている。
13:22
紅葉に渓谷、神秘的で美しい。
13:33
カエル岩
13:39
方杖橋
ここまでは左岸を歩き、
この橋を渡り右岸歩行に変わる。
急な斜面を登りきると…。
13:46
右岸を遠巻きしながら進むと
右下に見えてくるのが七ッ釜五段の滝 二段~五段
見事な自然の造形美。
13:50
七ッ釜五段の滝 一段~四段
ここが西沢渓谷のポスターにもなった
ビュースポット
14:02
不動小屋跡がある不動の滝。
この不動の滝が渓谷最後の滝。
ここから一気に登り坂。
14:14
標高1370mの展望台に着く。
ここで西沢渓谷は終わり。
ここから旧森林軌道に入ると、
トロッコの線路が残っている。
14:35
赤や黄色の15種類の楓の紅葉。
樹林の中をひたすら歩く。
14:46
右が山、左が深い谷になっている、
旧トロッコ道を下って行く。
14:51
大展望台
周囲は広く奥秩父の眺望あり。
14:52
ここ大展望台では
ハクウンボクや山ブドウなど
多くの種類の紅葉を見ることができた。
14:59
紅葉の中、起伏のない道を
森林浴しながらのんびり楽しむ。
15:11
昭和20年までは
トロッコに丸太を積んで
自然勾配を利用しブレーキだけで塩山駅まで
下っていったのだ。
15:12
この軌道(トロッコ)跡は
旧三富村と塩山を結び
三塩軌道と呼ばれ36kmあった。
西沢・東沢一帯の木材搬出に利用された。
15:41
ネトリ大橋を渡ると…
15:45
ネトリ広場に戻ってきた。
16:12
西沢渓谷入口まで帰る。
市営駐車場近くの思わず写してしまった
かわいい木々達。
次々に現れる滝を眺めながら
上流へ上流へ…
奥秩父最後の秘境といわれる西沢渓谷
エメラルドグリーンの流れと花崗岩の白い岩肌
そして一帯を包む紅葉
清流や森林から生まれる豊潤なマイナスイオンは
心身をリフレッシュさせてくれました。