日々、あんのん。

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療術講座。

2014-12-28 18:18:54 | アロマテラピー
今日は、療術の認定講習会でした。
療術というのは、手技療法、電気療法、光線療法、温熱・刺激療法の4つから構成されています。
組み合わせて、あるいは、単体で用いて体の調子を整えていきます。

療術は、日本で行われてきた民間療法も受け継ぎながら、
新しいカイロプラクティックの理論なども取り込み、東洋医学の考え方も含みと、
とても日本らしい、混沌として豊穣な療法です。

そんな療術の講習会で、今日は「肩」についての講座でした。

まずは、肩を解剖学の視点から基本的な事項の確認。
骨のつき方、靭帯、筋肉とひとつひとつ基本を確認しました。
すっかり、忘れていたことも多くて、基本の大切さを実感する時間となりました。

次に、電気療法から見た肩の不快感の改善方法。
電気機器はどんなものを使ってどの部分に当てていくかというような、
具体的な方法も聞くことができました。

更に、光線療法での肩不快感の改善方法。
光線療法というのは、太陽光線と似た光線を体に当てて、
体の不快感を和らげます。じんわりと温まり、とても気持ちの良い療法です。
この光線療法では、成分の違うカーボンを組み合わせて、
色々な症状に対応するのも面白いところだなぁと思います。

温熱刺激療法では、漢方精油とストーンなどの組み合わせて、経絡を用いて肩にアプローチ。
私がするアロマトリートメントに最も取り入れやすい方法だなぁと思いながら聞き入っていました。

最後に、手技療法から筋膜リリースの方法でのアプローチ。
肩という部分へ働きかけるのですが、筋膜という膜を緩めるので、
肩だけでなく、他の部分も緩み思いの外気持ちの良い療法です。

このように肩ひとつ取っても、色々なアプローチ方法のある療術は、
学んでいると知識の広がりがあり、とても学び甲斐のある、骨太の療法です。
そして、長く療術に携わっている先生方が、惜しげもなく経験から学んだことを教えてくださいます。

やはり、良き師との出会いは大切だなぁと感じた今年最後の認定講習会でした。