日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

意識の向けどころ。

2016-03-11 22:04:37 | 発達応援
帰って、ブログを書こうと思ったら、Wi-Fiが効かない…(; ̄O ̄)家に居ながら携帯で書くって、ふぅ~~。

支援員として子どもたちと関わり始めた最初の頃、「なんで、そんなことにこだわるの?」「なんで、そんな考え方になるの?」とわからないことだらけで、発達障害の本を読みまくりました。
それらの本はすっきり、くっきりまとめられ、支援員ペーペーの私にはわかりやすかった記憶があります。

しかし、目の前に居る子どもたちは、本に書かれた特性も見え隠れするものの、育った環境、地域、本人の性質などが複雑に入り組んでいて、本に書かれているように、すっきり、くっきりとはいきません。

ひとりひとりと、学習を通して付き合っていくうちに、その子の得意なことが見え、不得意なところもわかり、生活する力を知り…といろいろなことが見えてきました。そうなると、もう、発達障害云々ではなく、この子のできるところをどう伸ばし、不得意なところの底上げができるか?という点が私の仕事だと思うようになりました。

さらに、「発達障害があるから、これくらい、かな」という対応に腹がたつと同時に、「なんでもかんでも平等に!」という対応にも腹が立ちました。又、なんで、発達障害があると「子どもに学習力をつけよう!」とか「悪いことをしたら叱る」ことに対して、消極的になるのかもその理由が、とんと検討がつきませんでした。

そんな風なので、今、私の中には「発達障害だから」という括りはなくて、「表現が独特で、ちよっとわからんけど、この人何言いたいの?」とか「悔しそう!じゃあ、どうやったらできる?」ということを行ったり来たりで考えているだけのように思います。

障害云々よりも、目の前の子が何を考え感じているか?何ができて、どこで困ってるのか、に意識を向ける方が大事なことのように思います。





コメント
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