日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

伸ばしたい生活力。そして、お知らせ。

2016-03-10 21:54:06 | 発達応援
 今日は早朝の仕事で、「トラック同乗」という研修が仕事後にありました。

 これは、普段、自分たちが積込んでいる荷物が、
どのように運ばれ、下ろされて行くかを荷下ろしの手伝いをしながら見学し、
自分たちの積込みについても考えるという研修です。

 積込みながら、時々、荷物が斜めになることがありますが、
運転しながら荷崩れしないように、発泡スチロールの蓋を挟み込んだり、
ドライバーの方が気を使っていらっしゃって、
わざとではないのだけど、やっぱり、気をつけないといけないなぁと思うことでした。

 動きのある、中々楽しい研修でした。

 昨日、生活力を伸ばそう!ということを書きましたが、
再会した子と半日以上一緒にいて、他にも必要だと思う生活力がありました。

 それは、自分のサイズを知ること。
洋服でも下着でも、だいたい、どのくらいのサイズを買えばいいか、ということです。

 再会した子は、中学生のときに洋服屋さんに入り、
中学生のときに、着てみたいと思った服を、
片っ端から試着して、お店に出入り禁止をされたくらいの子でした。

 そんな風なので、自分の服のサイズは知っているかと思えば、
全然そんなことはなくて、今でも自分ではサイズがよくわからないようでした。

 中学生のときの試着は、自分を人形に見立てて、
サイズは関係なく、着てみたいものをただただ、着ていただけだったようで、
「サイズは知りません。今度、お母さんと来て計ってもらいます」と言います。

 親元を離れる前に、知らない土地で買わなくてよいように、
きっと保護者の方が服についても、細々準備してくださるのだと思います。
それは、それで、親の愛なのです。

 同時に、本人に下着はどんなところに売っているいるとか、
洋服を買うときには、好きなものであることも大切だけど、
「サイズの会わせ方」「服のサイズはどこで見るか』や
「自分が買える値段か?」なども検討できるようにしたほうがよいとか、
一緒に買い物をしながら、教えておいたほうがいいのではないかな、
と思いました。
 
 試着も、「着たいものを好きなだけ着てみる」ではなく、
ある程度、的を絞ってサイズや似合うかどうかの確認、
手触りなどの感触の確認にしなくてはいけないよなぁ~と思います。

 通りすがりの洋服に目を輝かせながらも、
『サイズはお母さんが、わかります」といって、
洋服選びは諦める再会の子を見ながら、
「試着もできるよ。」というと、緊張するように動きが止まっていました。

 やっぱり、自分が楽しめることを増やすにも生活力は大切ですね。


さて、お知らせです。

 4月14日に予定していました、都城での「あんのんお話会」は延期します。

 4月は家庭訪問など新年度の行事が多い月ですが、今の時点では、4月の学校行事の予定表は出ておらず、
保護者の方も休みが取りにくいよ!とのアドバイスをいただきまして。

 早ければ、5月、遅くても6月に開催しますので、
その時は、ぜひ、お問い合わせください。



 

 
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