日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

学習の橋渡し。

2016-03-24 21:52:56 | 発達応援
 今朝の沈みかけの月は、湿気が多い空気に包まれ、
黄色みが濃く、輪郭がにじみ、とても私好みの月でした。

 でも、夜中に一度、窓からはいる月の光と目覚ましで目を開け、
「わぁ、月がきれいだ~」とうっとり見とれて、
そのまま二度寝して、いつもより1時間遅く起きて、バッタバタな朝でした。

 それにしても、私、月見るの好きだな、と改めて思う今日この頃です。

 今日は安曇野プランの算数の日でした。

 算数の遊びの中で、お互いに紙コップを1個ずつもち、
相手が紙コップに入れた数をしっかり見て、その数を頭の中で覚えておいて、
相手の数と自分のコップに入れる数で、合わせて5になるようにする、というゲームをしました。

 やりながら、子どもが「正解したい」という気持ちが強いことと、
「あれ?おかしいかも!?」と立ち止まる姿に成長を感じることでした。

 私が何個入れたかがわからないときには、「何個入れた?」と聞いてきます。
これは、ふたりで合わせて5にするよ!という問題の趣旨がきちんとわかっているし、
正解したいという気持ちが強く出ているのだと思います。

 また、しっかりみていても、自分の記憶に自信が持てないのか、
「5個にするんだから、あと何個だっけ?」とこちらに聞いてくるのは、
あてずっぽうにせず、考えようとする子どもの立ち止まる感じが見えて、
うれしいことだなぁ、と思うことでした。

 また、私が紙コップに2個ブロックを入れたのに、
勘違いして、自分の紙コップに4個入れようとした子どもさん。
途中で、「あれ?」と言いながら、もう一度自分の持つブロックを手放し、数え直していました。
相手の数をもう一度思い出し、自分のブロックの数を調整する姿に、
自分で何かが違う気がする…と感じる芽が育ってきたことを感じることでした。

 思考し、立ち止まることや自分で間違いに気がつくという、子どもの中に育ちつつある芽を
他の学習の場でも活かすには、どんな橋渡しをしたら良いのかなぁ…。

 そんなことを考えた安曇野プランの算数の時間でした。

 


 

 

 
コメント
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