日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

LINEの効用。

2016-03-22 22:48:06 | 発達応援
 犬を飼いはじめた知人宅では、犬がかみかみ期を迎えていました。
小さな歯で、人の手をかみかみ、スリッパをかみかみ、足の指をかみかみ。

 鋭利な爪をぐいっと皮膚に食い込ませて、
私の体をクライミングしてくる我が家の姉妹猫にくらべれば、
まだ小さい歯で噛んでくる子犬なんぞはかわゆいものですが、
将来のために、上下関係を教えておかねば、と「おりゃ、なんしとる!」と怒ると、
きゅいん!と小さくなっていました。

 しかし、その家の子どもたちには、
子犬のかみかみは痛いらしく、先週はアイドルだった子犬が、
少し、怖がられていました。

 子どもたちと子犬くん。
良い関係が築けるといいな。

 3月の初めに遊びにきた子とLINEで時々やり取りをしています。

 LINEでやり取りをしていて、おもしろいなぁ、と思ったことが、
話していると、わかりにくいその子の心情が、
「へぇ、そんなにたいへんだったのか~」とか、
「そんなに嬉しかったんだ~」といつも以上に伝わってくることです。

 その子は話しをするときには、抑揚のないイントネーションで淡々と話しをします。
表情も嬉しいにつけ、悲しいにつけ、悔しさも、怒りも表に出ることはほとんどありません。

 それでも、話す内容からこちらで心情は汲み取れるので、
その子が感情がないなんて思ったことはありません。

 でも、その子とLINEをするようになって、
その子が発する短い言葉は、話す時とあまり変わりはないのですが、
言葉に添えられている、スタンプが言葉を補う表情があります。

 ときには、「ええ~、こんなに疲れてたんだ!」とびっくりするようなスタンプが
言葉と共に送られてきます。

 LINEも色々な問題もあるのでしょうが、
話すよりも表情豊かな気持ちが見えることもあるんだなぁ、と少し見直す今日この頃です。

コメント
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