寒くはないけれど、暖かくはない夜。
暖房は入れるほどではない気がするので、昼間より1枚多めに羽織ります。
花冷え、という言葉があるけれど、
そんな言葉を最初に言った人はどこのどなたなんだろう。
うまいこと、表現しますねぇ。
今日はフォイヤーシュタインの日でした。
今日のフォイヤーシュタインでは、いつもと違い、
ちょっとスピードをアップして、色々なプリントや言葉で表現することを多めにやってみました。
いつもは教材に入る前に、その教材と関係しそうなこともやって、
そこでやった知識を活用する形でプリントをするのですが、
今日は、そういう前置きはなしでプリントにも取組んでみました。
いつもやっている点群のプリントでは、
おなじみの直角三角形の教材はたんたんたんと進んでいきました。
2つの正方形が重なる問題では、点の色が違ったのですが、
最初見て、「なんか、難しいな。」と呟きながら開始。
同じ色同士で正方形ができることを理解したあとは、「なんだ、簡単」とすいすい取組んでいました。
ところが、同じパターンの問題なのに、
最後の1問というところで、2,3回間違って、「わかんないなー」とイライラしています。
しかし、ふと、自分でどうすれば良いか気づき、「できた!」と満面の笑みを浮かべていました。
最後の問題もできたし、終わろうとすると、
子どもが「最後の、難しかったよ!」と言ってきました。
「そうだね。何回も消していたね。何が難しかったの?」というと、
「何回も消して、難しかったよ。」というので、
「どんなところが難しかった?」と聞き直すと、
「四角が、2つかさなってるところがむずかしかったねぇ~。」と教えてくれました。
この発言を聞いて、私はとてもびっくり。
おお、また、ひとつ階段登ったなぁ~と、とてもうれしくなりました。
それは、この子どもさんが、自分でやった課題を自主的に振り返って、
課題について具体的に感想を述べてくれたからです。
おそらく、最初にやった課題より、難しく感じて、
子どもの頭の中で「ああ、はじめのより難しいなぁ」との思いが去来したのでしょう。
子どもの中で「比べる」という行為や内言語が芽を出しつつあるのかもしれないなぁ、と思うことでした。
また、絵を見ながら絵の状況を説明してもらう問題でも、
絵の中の子どもを自分に置き換えて、
「えーっと、こっちを向いてるってことだから!」と、
絵に出てくる子どもと同じ方向を向いて、絵の中身を説明してくれる場面がありました。
これも問題解決のために子ども自身が自分で動いた瞬間で、
自分で問題を解決する糸口を見つける芽吹きが見られた、とても嬉しい瞬間でした。
この芽がしっかり大きく育ち、根を張るように、
そして花となり、実となるように、媒介ということを私ももっとしっかり考えなくては、と
身を引き締めた午後でした。
暖房は入れるほどではない気がするので、昼間より1枚多めに羽織ります。
花冷え、という言葉があるけれど、
そんな言葉を最初に言った人はどこのどなたなんだろう。
うまいこと、表現しますねぇ。
今日はフォイヤーシュタインの日でした。
今日のフォイヤーシュタインでは、いつもと違い、
ちょっとスピードをアップして、色々なプリントや言葉で表現することを多めにやってみました。
いつもは教材に入る前に、その教材と関係しそうなこともやって、
そこでやった知識を活用する形でプリントをするのですが、
今日は、そういう前置きはなしでプリントにも取組んでみました。
いつもやっている点群のプリントでは、
おなじみの直角三角形の教材はたんたんたんと進んでいきました。
2つの正方形が重なる問題では、点の色が違ったのですが、
最初見て、「なんか、難しいな。」と呟きながら開始。
同じ色同士で正方形ができることを理解したあとは、「なんだ、簡単」とすいすい取組んでいました。
ところが、同じパターンの問題なのに、
最後の1問というところで、2,3回間違って、「わかんないなー」とイライラしています。
しかし、ふと、自分でどうすれば良いか気づき、「できた!」と満面の笑みを浮かべていました。
最後の問題もできたし、終わろうとすると、
子どもが「最後の、難しかったよ!」と言ってきました。
「そうだね。何回も消していたね。何が難しかったの?」というと、
「何回も消して、難しかったよ。」というので、
「どんなところが難しかった?」と聞き直すと、
「四角が、2つかさなってるところがむずかしかったねぇ~。」と教えてくれました。
この発言を聞いて、私はとてもびっくり。
おお、また、ひとつ階段登ったなぁ~と、とてもうれしくなりました。
それは、この子どもさんが、自分でやった課題を自主的に振り返って、
課題について具体的に感想を述べてくれたからです。
おそらく、最初にやった課題より、難しく感じて、
子どもの頭の中で「ああ、はじめのより難しいなぁ」との思いが去来したのでしょう。
子どもの中で「比べる」という行為や内言語が芽を出しつつあるのかもしれないなぁ、と思うことでした。
また、絵を見ながら絵の状況を説明してもらう問題でも、
絵の中の子どもを自分に置き換えて、
「えーっと、こっちを向いてるってことだから!」と、
絵に出てくる子どもと同じ方向を向いて、絵の中身を説明してくれる場面がありました。
これも問題解決のために子ども自身が自分で動いた瞬間で、
自分で問題を解決する糸口を見つける芽吹きが見られた、とても嬉しい瞬間でした。
この芽がしっかり大きく育ち、根を張るように、
そして花となり、実となるように、媒介ということを私ももっとしっかり考えなくては、と
身を引き締めた午後でした。