日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

毎日のご飯。

2014-12-16 07:12:06 | 日記
朝の6:30でも夜と変わらぬ暗さ。
冬の雨は、やる気を削いでいきます。

今日は、薬膳養生の勉強の日です。

私は、食べることが好きで、
できるだけ美味しくて、身体にも良いと感じられるものを食べたいと思っています。
そして、なるべく、季節のものを食べたいとも思っています。

食べるもので、身体に変化があったり、
季節の野菜が、その季節に必要な要素を含んでいたり、薬膳養生の勉強で知って面白いなぁと思いました。

私の小さい頃、一緒に住んでいた祖母の家には、外に味噌と漬物を保管するための小屋のような家がありました。床は固い土で夏でもひんやりしていたように思います。

正確な季節は覚えていませんが、色々な風景が思い出されます。

大きなかまどに火を焚いて、大きな井型のせいろが置かれて、大豆が蒸されて、蒸した大豆がうにうにと押し出されていく様子。

梅干しを大きなざるにいくつもいくつも干してある庭。

むしろの上で、青い高菜の葉を塩もみする様子。樽に漬けられる干した大根。

父方の祖母から送られてくる、透き通った茶色の、でも、とても塩辛い醤油と「しょいの実」と家では呼ばれていた、醤油を作る過程で生まれた大豆の醤油漬け。

こういう食べ物が、いつも身近にあったのは、とても幸せなことだったのだなぁと、ほとんどのものを買う生活の中で、ふと、思い出すことです。

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褒められ癖。

2014-12-15 15:49:44 | 発達応援
 がらがらハスキーボイスになっております。
喉の痛みはなく、ご飯もうまうまで食べているので、
さっさと治ってほしいですねぇ。

 中学校で支援員をしていたとき、
褒める、褒めないのさじ加減の難しさをよく感じていました。

 通常のクラスにいる子どもたちは、
褒められるよりも、いわゆる、発破をかけられることが多く、
褒められるときは余程の努力や成果を上げたとき、
まぁ、見ていても、よくそこまでがんばったもんだ!と思うときが多かった気がします。

 しかし、支援クラスの子どもたちは、
通常のクラスでは当たり前のこと、日常生活においてすべきことをしているだけでも
褒められる場合があるように私は感じていました。

 寒かったり、前の晩に夜更かしをして翌朝起きれないと学校に来ない子どもがいました。
自分で体調や気候の変化に気付けず、ゲームなど夢中になるとやめることができず、
生活のリズムを取りにくい子どもでした。

 親御さんも注意はするものの、
小さいときの関わり方が厳しすぎたことが問題だと、専門の方に言われたそうで、
適切な注意をはかりかねて、子どもに遠慮がちな感じになっていました。

 支援クラスの先生や親学級の先生は、朝の空き時間を見つけて、
その子が来ない日は、ほぼ毎日のように迎えにいっていましたが、
なかなか起きてこず、身支度にも時間がかかり、
ようやく、2、3時間目に間に合うといった日が続いていました。

 学校に来ると、出会う先生方に
「おう!よく来たね!」とか「午前中に間に合って感心!」と褒めてもらい、
本人も満面の笑みで「がんばってるでしょ!休んでないよ、今週!」と応えていました。

 私はそんなやり取りに、とても違和感を持っていたので、
来ても、特に褒めもせず、淡々と対応していました。

 そんな風だったので、その子に
「先生は、ちっとも褒めてくれない!」と半ばキレ気味に訴えられたこともありました。

 そんなときは、これまた淡々と、
「ゲームで夜更かしして、起きれなくて迎えにきてもらう。
迎えにきてもらっても、ぐずぐずして着替えずに人を待たせる。
どこを褒めればいいのかわからない。」と言っていました。

 すると、
「寒いのに、学校に来たのに!」とるうるしています。

 「他の子も寒くても、ゲームして夜が遅くなっても来てるよ。」
というと、他のクラスメイトがうん、うん、と頷きます。

 頷いた子に
「傷ついた!もう、明日来ないからね!」と言ったりして、
変な方向に話がいったりします。

 こういう褒められ癖って、
将来、本人の首を絞める、ロクなもんでないな~と、思うのですが、
私の考え方は学校の中やもしかしたら、世間でも少数派かもしれないなぁ、と
思ったりすることです。

 
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片付け。

2014-12-14 19:23:52 | 日記
 風邪をひいて、あっという間に声がガラガラになっています。
水っぱなから声ガラガラまで一晩。
明日は今日より良くなっていますように。

 年の瀬も迫って、大掃除の季節ですね。
近ごろ、本当に探し物が多くて嫌になります。

 紙類の束、ジャンル分けしていない本だな。
昨日は見かけた、紙に穴をあけるパンチを今日は探している。
棚類や引き出しが足りないので、部屋の隅っこに積んであったりするので、
日々探しもの生活です。

 探し物のない毎日を送るためには、片付ければいいのですが、
今日は風邪気味でやる気なし、
普段は早朝の仕事の後、勢いでやればいいものを、
ついつい、お茶で一服してしまい、まったりしてしまいます。

 本屋さんに行くと片付けやら整理整頓の本が、
季節柄たくさん並んでいますね。
本を手に取り、中身をぱらぱら。
我が家もすっきり、理想的な部屋ができそうな妄想が花開きます。

 そういう本を読みふけっている間に、片付けするべ、と
頭を現実モードにして、今日から!ではなく、明日からがんばろうと思うのでした。

 今年もあと17日!
がんばれ、わたし!
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つみつみ。

2014-12-13 21:14:10 | 発達応援
 寒いと思ったら、今日も桜島は雪だったようです。

 今日は、フォイヤーシュタインでした。
立方体を見せて、手だけしか入らない箱の中から、
手で触って、同じ形のものだけをを出すという感覚遊びをしました。
目では見ることができないので、手の感覚が頼りです。

 立方体という名前は知らなくても、
手で触って、同じ形をぽんぽん出してきます。
モデルのものより、大きいもの、小さいものありますが、
引っかからずに出すことができていました。

 途中で、不安定な段ボールの上に、三角形も加えて家のような形を作りはじめました。
でも、三角形の斜面の部分に、更に物を積み重ねようとします。

 斜面、平面という概念がまだできていないのかな、と思ったので、
「揺れても崩れない家をつくろう!」とテーマを決めて、
揺れる段ボールの上でも崩れない家の形を作ることにしました。

 斜面にものを置くと、最初は木のざらつきで引っかかり落ちずにいたものも、
揺れると落ちてしまいます。
繰り返しているうちに、平面に三角を置くようになり、
複数置きたいときは、少しずらして置くというワザも編み出していました。

 「そんなとこに置いても、重ねられないよ~。」という方が、
早そうですが、自分であれこれするのが一番定着するように思います。

 私自身が要領よく、早く習得するのが苦手で、
試行錯誤した手あかだらけの方法でぐりぐり押しながらきたからかもしれません。

 早さと要領を備えていなくても、わたくし、のんきに暮らしております。


 


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呪縛。

2014-12-12 11:54:28 | 日記
 日が射してきたかと思うと、曇り、曇ったかと思えば、日が射す。
あまり、意識していなかったけど、冬の天気はめまぐるしいのですね。

 私は、仕事で学校にいましたが、
自分が学校と呼ばれる場所を卒業して、1/4世紀(よんぶんのいち)が過ぎようとしています。
楽しかったり、面倒だったり、色々な思い出はあるとは思うのですが、
このブログで子どもたちのことを書くとき、
「あれ、自分はどうだったけ?」と思い出す作業はすることがありますが、
日常生活でしみじみと思い出すことは、ありません。

 近ごろ、職場で
「高校でこうだった~~~。」とか
「幼稚園は○○で、小学校は○○で云々」とか聞くことがあります。

 それを話しているのが、50代も後半の仕事仲間の面々。
私の前職が、学校での支援員だったこともあり、
みなさん、自分の学生時代を思い出すのかもしれません。

 面白いなぁ~と思うのは、
いい思い出も悪い思い出も、
昨日のことのように、リアルな感じで語られて、
まるで、学校の保健室などで子どもたちが
「○○先生が~」とか「○○がいやだ~」と話していくのと、
受け取る質感、感覚が同じなことです。

 学校で先生に言われたこと、友達に言われたことって、
時として、こんなにも鮮やかに蘇ってくるものなのか!?とびっくりします。

 6・3・3の学校の日々を良きにつけ、悪しきにつけ、
呪縛のように心に抱えている方もいるのですね。

 学校という場も罪作りよのぉ~~と、おじゃる丸のように思うことでした。


 
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