ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

法律相談の予約は、電話06-6364-6033,eメールならaoifast@gmail.comです。出張相談も受けます。

いじめ予防シンポジウム

2014年07月06日 18時14分27秒 | 相続
 今日は,スクールソーシャルワーカーズ・ネットワーク主催の第11回勉強会「いま、いじめ予防のために、学校現場でできること─ スクールソーシャルワークの視点を取り入れた取り組みの提案 ─ 」に参加してきました。
 当然のことながら,私は,これまで,学校の外から,しかも,被害者の視点で,いじめとそれに対する学校等の対応を見てきました。しかし,今日は,学校の内側から,いじめ問題を見るきっかけをいただきました。勉強になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

組織罰を考える勉強会(第3回)

2014年07月05日 18時43分08秒 | 相続
 今日は,組織罰を考える勉強会に参加してきました。
 今日で第3回の勉強会ですが,今日は,組織罰を定める法律に慎重な立場の佐藤健宗弁護士(兵庫県弁護士会)を招いてのものでした。
 佐藤先生は,組織罰を定めると事故調査委員会が機能しにくくなって,かえって,真相の究明事件の再発防止という目標から遠のくおそれがあると言われました。
 しかも,組織罰の構成要件(犯罪類型)の定め方も難しいとも言われました。
 佐藤先生のおっしゃったことはその通りだと思います。
 しかし,現状のままでよいわけではないことも,また確かなことなのです。つまり,例えば,電車の運行にしても,いろいろな人がそこに関わっており,電車の運行に関連して事件が起きた場合,誰か1人だけの責任にしていては,その事件の実体に合わないのです。ところが,現状は,誰か特定の個人を被告人として処罰するだけなのです。
 したがって,佐藤先生のご意見も踏まえつつ,真相の究明と事件の再発防止に資する組織罰の構築を目指すべきでしょう。
また,勉強会には報道関係者も多数参加されていましたので,この発信力を最大限生かしていくべきです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犯罪被害者法律相談ロールプレイング

2014年07月04日 15時31分36秒 | 相続
 来年度から,大阪で修習(勉強)する司法修習生に対し,1週間,犯罪被害者支援研修プログラムを実施することになりました。
 その中で,これまで司法研修所において行われてきた法律相談ロールプレイングの犯罪被害者相談版を行えないか,検討してます。
 ところが,問題は,誰が相談者役を担当するか,です。つまり,犯罪被害に遭って弁護士に相談するという立場を演じる人が必要なのです。例えば,未公開株を買わされたという詐欺被害者を演じることは弁護士にできても,家族をある日突然,通り魔に殺された被害者遺族を演じることはできないのではないか,ということです。
 この課題は簡単にはクリアーできそうにないですが,工夫して,犯罪被害相談ロールプレイングを実施したいと思います。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島県警パワハラ自殺事件の真実~これが自殺か?

2014年07月03日 12時44分09秒 | 相続
朝日新聞によると
 『福島県警捜査2課の警部(51)と警視(52)が4月末に相次いで自殺し、上司だった前捜査2課長(45)=6月27日付で警務部付、7月11日付で警察庁人事課付=がパワハラで戒告の懲戒処分を受けた問題で、県警の調査結果の詳細が朝日新聞の取材で分かった。前課長から、警部は日常的に激しく非難され、担当業務も思うように進まず、同僚に謝りながら死を選んだという。
 「小学生みたいな文章を作ってんじゃねえ」「何やってんの。あんた本当に警部。国語習ってきたの」
 調査結果によると、前課長は昨年12月~今年4月ごろ、決裁をもらうために文書を持ってきた年上の警部を自席の前に立たせ、他の課員もいる中、べらんめえ口調の大声で執拗(しつよう)に非難し、何度も書き直させた。他の課員2人にも昨年5月以降、「あんたは係長以下だ」などと叱責(しっせき)していた』とのことです。
 この2人の被害者は,自らの自由な意思に基づいて「死」を選んだのではなく,追い詰められて死ぬしかなかったです。だから,自殺,などではなく,殺人,なのです。ただ,殺す側にまさか被害者が「自殺」するとは思わなかったという事情があるので,殺人罪に問われないだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島第1原発損害賠償請求訴訟関西弁護団4班会議

2014年07月02日 10時17分10秒 | 相続
 昨夜は,福島第1原発損害賠償請求訴訟関西弁護団の4班会議に出席してきました。
 4班は,被告である国や東京電力の責任をどう理論構成すれば追及できるかを検討するグループです。
 その中で,参加者の多数意見は,他の同様の事件の弁護団の主張を参考に,基本的に同じ主張を行うというものでした。
 しかし,私は,それでは,この訴訟に負ける,と言いました。
 今後は,裁判官を説得する前に,弁護団所属の弁護士を説得する必要があります。もっとも,私が逆に説得されて,意見を変えることもありえますが。
 次回のこの会議は,お盆休みの真っ最中に開催されることが決まりました。みんなヒマなのかもしれません。ヒマだから,こんな事件に関わっているのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

訴額40万円の事件の受任

2014年07月01日 11時23分15秒 | 相続
 ある弁護士から,訴額(基本となる請求額)が40万円の事件の依頼(復代理人への就任)があり,受けました。
 40万円のことで裁判(訴訟)までするか,と思われるでしょうが,外形的には金銭の請求という形を取っても,実は,お金ではない事件もあるのです。
 今回の事件,依頼者の本当の思いはまだよくわかりませんが,相手方を訴えるという決断は尊重して,私としてはベストを尽くします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする