ダルビッシュ選手故障天罰事件

ダル「自分的にはかなり順調な人生」　ツイッターで“反論”(デイリースポーツ) - goo ニュース
　ダルビッシュ選手，自分の人生を肯定的にとらえることでよいと思います。
　完全な人間なんていません。誰でも，意識的にか無意識にか，人を傷つけたり，後で反省すべきことをしています。それが人間です。もし，それを彼が反省しているなら，何らかの形で償えばよいのです。
　その上で，自信を持って生きていけばよいのです，他人から何と言われようとも。

組織罰を考える勉強会（第7回） 本日開催！

　組織罰を考える勉強会，今日は，刑事罰について危惧感説を提唱し，組織罰についても積極的な御意見をお持ちの古川元晴さん（元京都地検検事正，元内閣法制局参事官，弁護士）に来ていただきます。古川さんは，近著『福島原発，裁かれないでいいのか』（朝日新書）でも福知山脱線事故ではトップに責任があることをはっきりと述べておられます。また，その本の共著者の刑法学者で危惧感説の第一人者である船山泰範さんからもお話を聴きます。

SACHICOからの３つの事件

　性暴力救援センター・大阪からほぼ同時に紹介された相談者（性暴力被害者）の事件，たまたま相談者のイニシャルが３名とも同じで，本当にややこしいです。
　私がいつもトラブルを抱えている人に言うように，一挙にまとめて解決しようとしても無理なので，１つ１つ，それぞれの相談者にとって良い方向に向うよう，手を打っていくしかありません。

大阪市ナイター法律相談

　昨夜は，大阪市北区の区民センターでのナイター法律相談を担当しました。
　午後６時から開始で，私が２０分前に会場に行ったところ，すでに，大勢の方が待っておられて，弁護士に対する需要はまだまだあることをあらためて実感しました。
　もっともこれには，所詮，無料相談だからだ，との意見もありそうですが。　

ひよこ共同保育所うつぶせ寝１歳児死亡事件～裁判上の和解の意味

うつぶせ寝の１歳児死亡で和解＝保育所が２５００万円―大阪地裁(時事通信) - goo ニュース
　原告らは，被告らと和解することに納得していないのではないでしょうか。お金が欲しく提起したわけではない訴訟では，原告らはあくまでも裁判所の判決を求めればよいし，それに原告らの代理人弁護士も協力すべきだと思います。
　

埼玉件加須市未納学校給食費強制執行申立事件～厳しすぎる？

加須市、学校給食費未納分の強制執行へ申し立て(埼玉新聞) - goo ニュース
　最近の生活保護受給者に対するバッシングからすると，今回の措置も仕方ない，当然だとの意見が多数かもしれません。
　私は，この措置の是非はともかく，保護者と学校との対立関係が，当該児童に波及しないように祈るばかりです。

浅田羽菜さん事件のアンケート

『こちらのリンク先のアンケートにお答えいただけないでしょうか。
http://goo.gl/oeOw7p（中略）
　娘のページにも載せ、シェアもしていただいたので、既にご覧になられた方には再度の投稿ということになり、申し訳ありません。また、既にアンケートにご協力いただいたみなさまには、心から感謝いたします。
　このアンケートは、娘の事故についての第三者調査委員会が、一年間にわたって行った調査のデータや資料を、両親に一言もなく、すべて廃棄してしまったことに対し、ご意見をお聞かせいただくためのものです。
　たくさんの皆さんに署名のご協力をいただいて立ち上がった第三者委員会から、昨年７月に提出された調査報告書は、両親にとっては客観的・科学的とは思えないものでた。その上の調査資料の廃棄は、娘の最後の声を聞きたいという私たちの願いを考えても、今後の事故防止を考えても、そしてたくさんの皆さんがしてくださった検証や聴き取りへの誠実なご協力を考えても、本当に残念なことです。
　曖昧なままの報告書だけが残ることは、娘の最後の声が曖昧なままに残ってしまうこと、やはり本意ではありません。
　よって私たち両親は、専門家の手を借りつつ、自ら再度の再現検証を行いたいと考えています。
ありがたいことに、既に協力の意思を示してくださる保護者やお子さんがいらっしゃいますし、教育委員会にもぜひ協力してもらいたいと考えています。ただ、ここで問題になるのは「遺族感情」という言葉です。
　私たちにとって、羽菜が戻ってこない限り、どんな結果が出ようと納得できないというのは真実です。しかし、そういう遺族感情から私たちが報告書に疑問を投げかけていると教育委員会が考えているなら、それは大きな間違いです。
　私たち両親は、闘うことが目的ではないと、極力感情を抑えて、学校や教育委員会に、また第三者調査委員会に向き合ってきました。
　今も、感情論で羽菜の最後の時間を認定してもらおうとはまったく思っていません。ただただ、客観的な疑問に対しての説明を求めているだけです。しかし、これをいくら伝えても、理解してもらえないところがあります。
　皆さんには、この廃棄の現実を知り、私たちの状況を把握していただいた上で、どうお感じになるかをお答えいただければと思います。
　アンケートは、匿名でもお答えいただけるようになっています。サイトには、今までの詳しい経緯や、調査委員会の報告書、両親の質問状なども載せてありますので、併せてご参照いただけたらと思います。
　羽菜の両親という立場ではない皆さんが、どのようにお考えになるのか、一人でも多くの方に、率直な声を聞かせていただければ幸いです。
　羽菜が戻ってくることは二度とない、それでも僕たちは羽菜の人生を守ってやりたいと思います。
　ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします
　最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。』
以上，浅田羽菜さんのお父さんとお母さんからのお願いでした。

和歌山県上富田町立上富田中学校事件～体罰は犯罪です

　報道によると，和歌山県上富田町立上富田中学校の男性教諭Ａが野球部員に体罰を繰り返していた問題で，和歌山県の教育委員会は３月１７日，このＡが過去にも体罰で処分されたにもかかわらず再び体罰を加えたとして，Ａを停職１カ月の懲戒処分とし，監督責任で校長を文書訓告処分としたそうです。このＡは体罰で過去に４回，上富田町の教育委員会から厳重注意などを受けていたそうです。
　学校教育法は，その１１条で「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。 」としています。つまり，教員らに児童らに対する懲戒権を認めつつ，体罰，つまり，暴力は明確に禁止しているのです。したがって，教員らは，懲戒がいきすぎたとの弁解は絶対にできないのです。
　教育委員会は，速やかに，このＡを刑事告発すべきです。Ａは常習犯です。

貧困と犯罪被害

　貧困は犯罪を行う原因か。これは古くから議論されてきたテーマですが，では，貧困の度合いと犯罪に遭う度合いは比例するか？
　交通犯罪を除外したとしても，比例しないと思うのですが，まだわかりません。

小保方晴子さん事件～刑事告訴する際に考えるべきこと

理研、小保方氏の告訴見送り…謎残し究明終える(読売新聞) - goo ニュース
　この事件で，被害者の理研は，「理研が弁護士と相談した結果、故意ではなく器具の誤操作で混入した可能性も排除できず、新たな証拠を得る見通しはないと判断」したので，刑事告訴を見送ったようです。
　しかし，小保方さんが，故意にＥＳ細胞を混入させたか否かを捜査してもらうために，刑事告訴はするものです。
　結局，理研は，最初から小保方さんを刑事告訴するつもりはなかったのでしょう。結論はもう決まっていたのです。