愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

合宿

2010年09月16日 | 運営
9月14,15日に,大阪にてゼミ3年生の合宿を行いました。例年行先は大阪か東京ということになっています。合宿の目的が商業集積の視察なので,交通の便も併せて考えると自ずとそうなってしまいます。

今回の目的地は,新世界,梅田,天保山。新世界は通天閣で有名ですが,明治時代内国勧業博覧会の跡地にできた歓楽街です。人工的に作り上げたテーマパークのような夢の街でした。時代を経るにしたがって衰退し,古臭さが目立つ,さびれた街になってしまいました。しかし,今はその古臭さが財産になり,観光地として復活を遂げました。その歴史を感じ取ってほしいと思い,ここを目的地としたのでした。今回はここの視察報告を学生に書いてもらうことになっています。個人的には数年ぶりに訪れ,串カツ屋の異常な増加に驚きました。通天閣の街というより串カツの街です。

梅田は関西随一の繁華街です。つぎにそこを散策することになりました。しかし,予備知識不足のためか学生たちは十分回遊することはできなかったようです。来年度三越伊勢丹が駅前に進出することになっていますが,それが刺激になり,ライバルの百貨店やショッピング・モールがつぎつぎと増床・改装しています。そのダイナミズムを感じ取って欲しかったのですが,あまり観ていないようでした。

その後,飲み会を行い,宿泊しました。宿泊先はかねよしという旅館。大阪の街中に旅館?しかも場所はミナミの宗右衛門町。東京で言えば歌舞伎町のような風俗街です。しかし,確かにありました。けばけばしい風俗店・飲食店の看板に埋もれてひっそりと存在していました。地味な外観を見て,本当にこんなところに泊まれるの?と思いましたが,部屋はシンプルながらいたって普通の和風旅館のもの。大浴場もあってなかなか快適です。しかし,寝てみると大きな問題が・・・。風俗街なので外では明け方まで狂騒が続きます。うるさくて熟睡できなかったのでした。

翌日は天保山へ向いました。天保山は海遊館やサントリーミュージアムなどの施設で有名です。バブル期,ウォーターフロント開発が流行りましたが,その流れにあるということができます。出来上がって20年以上が経ち,古びれてきています。海遊館の隣にある商業施設天保山マーケットプレイスなんかは昭和の香りがします。しかし,メイン施設の海遊館はなかなかに迫力のある面白い水族館です。遠足で来ていた幼稚園児や小学生に混じって,学生たちはジンベイザメを見て歓声をあげたのでした。

今回は副ゼミ長の計画・仕切りが巧みで円滑に進行しました。直前になって,参加をキャンセルする学生が出て混乱が生じましたが,トラブルなく終えることができました。

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